6月ももうすぐ終わり。

道東では、春の名残を感じつつ

初夏の雰囲気もやってくる季節です。

 

家の周りの森からは

優しい鳴き声のエゾ春ゼミの合唱が聞こえ、

カッコウの声、そしてたまにウグイスも参加していたり

します。

 

6月の一週目、強制的にオコタをしまうこととしました。

そうでもしないと、6月に入っても

気温が一桁の日などもあり、

オコタのしまい時がなくなってしまい

そのうちに秋がやってくる、のも

道東あるあるだからです。

 

洗おうとおもってはがしたオコタ布団に

名残惜しそうに花ち先輩とソラ豆ソラ君が

寝ているので、しばらくそのままにしておきました。

 

 

花ち先輩が15歳、ソラがこの秋に14歳、と

二人ともシニア組となりました。

 

視力や聴力が落ちて、

足腰も弱くなり、行動範囲が狭くなりました。

眠っている時間が増え、

お散歩に誘っても、

「いやいや、私は遠慮しときます」とお断りされることが

多くなりました。

 

出来ないことが増えても、

二人ともまっすぐに、しっかりと頑張って

日々を生きており、その姿に学ぶことが多いです。

 

どんな生きものにも、

年を重ねて老いていく、ということが平等に

訪れます。

 

ずうっといっしょの時間が欲しいけれど

できるかぎり、夏から秋、冬を受け入れるような

気持ちで、自然に、ともに時間を過ごしていけたらと

思っています。

 

とはいえ、今のところ、二人とも食欲旺盛で

のんびりシニアライフを満喫しているので

まだまだ穏やかに過ごすことができそうです。

本当に犬の人たちの時間は

光速で進んでしまいますよね。。

 

ごはんを作っているとこんな風に

ソラ豆ソラ君がキッチンにやってきて

すぐ隣に座っていることが多くなりました。

とんがっている背中に、年齢を感じ、

そしてとても愛おしいです。

 

1歳のひよこ豆は元気な盛りで

走り回り、時に先輩2人に体当たりでぶつかって

怒られたりもしています。

 

それでも、シニアの2人にとって

良い刺激になっているのは間違いなしですし、

仔犬を迎えておいてほんとうによかった、と

思っています。

 

いつの間にか、本当に人生?の先輩となっていた

花とソラのいる暮らし、一瞬一瞬を大切に

抱きしめてすごしていこうと思います。

おいしいもの食べて、いっしょに日向ぼっこ

しようね!

 

明日美