早朝からエゾリスがベランダの手すりを右往左往していますが

窓辺の餌台に立ち寄ることはないようです。

 

よく見ますとまだ若く、一回り小さく見えます。

恐らく今年生れの若い子リスでしょう。

まだ人の手からの給餌に慣れていません。

リスも人もこれから共に学習が必要です。

 

明らかに世代交代。

エゾリスに限らず自然は動物と植物の

世代交代に入っているようです。

 

雑草がまだうっそうと繁ってはいますが

もう葉先から色を変え始めました。

我が家のルナはどんなときでも用足しをするとき

草むらに飛び込むようにして足します。

雑草も世代交代、来年の春のために

多くの子孫を残すためにたくさんの草の実を

つけています。

 

ルナは外へ出る度にその草むらに身を置きますので

用件をすませて戻ってきますと

ご覧の通りのひどい状態になります。

 

 

 

家に帰るとしばらく櫛を片手に取り去る作業になりますが

親(草たち)の思いに反する行為になり

いつもなんだか申し分けなく思ってしまいます。

フロアーの上では種子が芽を出すには至りません。

ゴミ箱に捨てる前に外の土の上にまいてやるのが

本当かもしれません。

 

畑は雑草にしても刈り取るのを嫌がります。

生えるままに、好きなように生い茂ることを

願う人です。

気持ちは分かりますが私としては

ルナをきれいにしてあげることが何よりかと

思ってしまいます。

 

自然は私の行動よりももっと盛大。

そう思うことで安堵しています。

 

 畑 純子