今日はこの夏風邪?の頭痛が無くなったので二日振りに買い出しに行こうかと思っています。

孫に風邪を移したのでは無いかと心配しましたが昨日バカンス先のプールで浮かんでいる姿をSNSで見たので安心しました。

さて頭痛がなくなった事もあり今流行りのAIの完成度、普及率が高まるとどんな職業が減っていくのか考えてみました。

ご存知のようにもう退職して自分の仕事も無く、子供たちも成人しているので心配する必要はありませんがただ興味の問題です。

また自分の存在しないであろう何十年も先の話ではなくこの先10年くらいに照準を合わせています。

このようなテーマは多くの専門家が話をしたり、本を書いたりしているのでそれを読めばと思う人が居るとは思いますが今現実に近未来の職業に不安を持っている人はその方がてっ取り早いかとは思いますが現実には今までほとんど全ての未来予想がハズレ、いまだに占い師の需要が多い現代では素人の自分が考えても結果的にはそんなに専門家と大差ないのではと思われます。

また外れた場合も専門家の話を鵜呑みにして外れるよりは自分で考えたものが外れた方が何故外れたのかを考察することもできるので面白いのではと思われます。

そんな事でこのテーマを思いつきました。

まず最初に考えたのは単純作業から順番に無くなるのではと思いましたが案外そうではない事に気が付きました。

これは世界中で車がEV化できないのと同じです。

一つのエリアに多くの単純作業が集中する場合は機械化してAIで管理する方が効率良くかつコストパフォーマンスが優れるとは思いますが一部の大企業を除けばそんなにコストパフォーマンスは良くならない、若しくはかえって高くなる現象が現れます。

田舎の小さな作業所で、お茶汲み、掃除、事務、果てはお客様の対応までしてくれるAI装置などは一億出しても作れません。

それが時給千円でできる現在これをわざわざ変えようとする事業主は現れないと思われます。

また最近、Twitter(X)でオーナーが変わってからたくさんのエンジニアーたちがレイオフされたようですがその残った従業員だけで営業できているみたいです。

またGoogleでも最近たくさんの従業員がクビになったようですがどうも最近のトレンドでは最初に職を失うのは皮肉な事にこれらを開発したり使いこなしたりするエンジニアたちで開発を進めれば進める程自分たちの必要性がなくなるという運命にあるようです。

前から思っていたのですが今人工知能と呼ばれているものは普通の人間の脳が考える知能とは違います。

脳はその知的レベルに合わせ色々な情報を元にそれを脳内で思考しアウトプットしますが、AIの基本は今の所計算機です。

人間がインプット出来る情報を遥かに超える量を一瞬のうちに読み取りその中で最も多い回答を正解と考えそれらを繋ぎ合わせ回答を導き出しますが、ここには思考過程は存在しません。

統計のみがベースです。

これを人工知能と呼ぶために私は困惑します。

人工知能という言葉を聞いた時私が最初に思い浮かべたのが『2001年宇宙の旅』に出てくる『コンピューターハル』です。

あのように自分で考える行為を知能のなせる技と考える人は私以外にも多いと考えますがいつも私が違和感を感じていた人工知能は量子コンピュータになれば劇的に進化するという話を聞いてから余計に違和感を感じるようになりました。

何故ならば今の人工知能は自分で考える機能を持たないためです。

量子コンピューターになり情報プロセスの速度も爆速化すれば自動運転などの安全性も劇的に高まるとは思いますがもし自分で考える機能が追加された時には、それ以降はどうなるのかは全く想像を超える世界になります。

結論、ここ10年ほどは田舎の店は今のまま人が対応し、車の運転も老人を含めた人間の仕事になり、これから必要になるであろう介護業界も高いロボットの代わりに安い人件費の人間を雇い続けるのが目に見えています。

本当は今後一番今の人工知能能力が活躍できる場所は政治、司法、行政機関、医療機関など一番公正が必要とされる場所だと思われます。

本当のデモクラシーを社会に反映させるためのはここから始める必要がありますがこれら全ての職業が一番利権が絡み合ったものであり、一部の高貴な思想の持ち主以外は全てが反対することが目に見えています。

利権の中心にずる賢い権力者、力のある動植物が集まるというのが生きとし生けるものの現実です。

話は少し変わりますがこれを書きながら今思いついたのですがよく企業にあるお客様相談室、クレーム対処などを全てAI処理にして最初の電話対応の問いの時にその旨を相手に伝えた場合AI相手にクレームをグダグダ述べる人はいるのだろうかと考えました。

どこかの企業、お店などで取り入れその結果が知りたいです。

本当のAI で無くともAI風の雰囲気を出した対応をすればクレーマーに対するお店のストレスも減るのではと思われます。

頭痛がしない喜びを噛み締めながらロックを飲みながらこれを書いているのは至高の時間です。