昨日は日除けを仮につけてみて太陽の軌道を観察しました。

昔から夏のテラスは暑いので大型のパラソルを始め色々試しまだいくつか色々の日除けキットを持っていますがどれも『帯に短し襷に長し』でしっくりくるものがありません。

仕事をしていた頃は忙しくて日中家にいる事もなくテラスの植物も手間のかからない多肉植物中心なのであまり気にもしていませんでしたが退職してからは私が一番長く毎日自宅警備員をしています。

そうなると日中の太陽光線も気になり色々考えますが、今家にいくつか持っている厚手の太陽光と雨を防ぐものは風が強い日には使えません。

まるでパラソルを立てた時に突風が吹くような感じです。

またテラスは10階にあり周りに我が家より高い建物がないので風の強い日などはパラソルをしまってもテーブルと椅子などが屋上中を動き回っています。また台風並みの風の日は大きな植木鉢も倒れ屋上をゴロゴロと転げ回っています。

そんな事で日除けを設置する時の一番重要な課題は風に対する耐性です。

そのため今回は我が家にある風を通す植物用の日除けを使いますが2x2mと小さいのでまるで空に貼り付ける切り絵ほどの大きさしかありません。

もう少し大きいものを買わないとどうしようも無いと思いましたが何か代用になるものがないかと倉庫を探していた所同じサイズがもう一枚見つかったのでこれを繋ぎ合わせ2m❎4mならば小さい方のテラスはなんとかなるのではと思い立ちその二枚をつなぎ合わせることにしました。

昔小学生の時に裁縫を習ったのが役に立つ日が来ました。

とはいえそれ以降初めての裁縫ではありません。独身時代は時々ボタンをつけたりしたことがありました。

ただ10年ほど前に娘の買ったばかりのミシンを使いジーパンの裾上げに挑戦したところ片足は上手くいきましたがもう一つの途中でミシンが壊れました。

なんでもジーパンは生地が厚いので専用のミシンとミシン針があるということは理解していましたが裾上げくらい大丈夫だろうと思ったのが間違いで何でも機械に力がかかりすぎ一番肝心な主軸が歪んだそうで直すのにほぼ購入と同じ料金で娘と、女房に怒られた苦い経験があるので今日は初めから手縫いで始めました。

裁縫箱探しから始め糸、針などを見つけましたが糸が太いのがないので三重に縫い上げました。

もう一つの問題は元々は同じ長さの製品ですが片方は一夏使用済みでその間の風で生地が5センチほど伸び端から合わせるとずれてしまうので真ん中を基準に縫い始めました。

生地は軽くて強いプラスチックのようですがなかなか硬いので指抜きが必要です。

また一番の問題は糸が針穴に通らない事ですがあまり長くすると絡んでしまいほどほどの長さでは何度か糸の補充が必要でその度に目を細め片目で精神滅脚して糸を通すのが大変でした。

今年、日本に帰国中、姪に裁縫箱を借りたら簡単な針に糸を通す道具があった事を思い出しました。

次回日本に行った時にはそれを買ってこようかと思いますが日本には本当に色々便利なものがあり驚きます。

さてそんな事で今日は正味4時間以上を費やし2メートルの長さを3階往復して6メートル縫い上げました。

見た目は悪いですが結構丈夫に仕上がり満足度は高いです。

明日以降に設置する予定ですが折角頑張って仕上げたのですぐに取れたり壊れたりしないようにアタッチメント部分も工夫する必要があるのかなと考えていますが、今日は手が痛くな他のでこれでおしまいにします。