バルセロナではほんの1ヶ月前まで雨不足で節水が叫ばれていましたがその後雨の日が続きまだまだ足りないことには変わりありませんが水不足が少し緩和され農家における水の使用量制限が解除され、野菜などの種まき、苗植え用の床を作る用意が始まり農家はほっと一息ついています。

今の時期に水使用制限があると年何回か行う作付け回数が減り農家にとっては大打撃です。

ただ農家はこのような天候不順以外にもグローバル化でヨーロッパ以外から入る農産物の流入で厳しい経営を強いられています。

そんな事もあり昨日はこの地方の農民と今回初めて南フランスの農民が団結してスペインと、フランスの国境をトラクターで塞ぎ通行止めをしていて、小型車の1レーンを除いてトラックの物流を全て止めています。

ヨーロッパの物流の基本は各国間を跨ぐ多くの高速道路により行われるので高速道路の国境封鎖などは全ての物流に大きな影響を与えます。

毎年フランスの国境あたりでスペイン産のトマトなどを積んだトラックがフランスの農民に止められ高速道路にトマトがぶちまけられている映像を見ますが今回初めて西仏の農民が共闘しました。

多分、今まではスペインとフランスの物価に大きな差がありフランス農家が不利になっつていましたが最近ではその差が縮まると同時に北アフリカの農地が拡大されたり、スペイン、フランスの技術者を雇用した西仏大手企業が農業に参入し始めその安い人件費を武器に大量にヨーロッパ市場にアフリカ産農産物を入れ始めました。

そんな事でもうスペインと、フランスの農家同士が争っても意味が無くなり共闘することに決めたようです。

農家対企業家の戦いです。

後二週間でヨーロッパ議員の選出がベルギーで行われ、その議会で選出される議員達がヨーロッパに於けるこれからの農業政策を決定します。

その為には議員達選出の前にインパクトを与える為にこの時期を選んだものと思われます。

さて次のテーマは私ごとですがここ数年前から年に一度花粉症による?くしゃみの洗礼を毎年受けます。

朝起きると同時に連続したくしゃみが続き透明な鼻水がが沢山出ます。

その為にはテラスの散歩でさえもトイレットペーパーを持ち歩きます。

一度治っもまた突然で始めますがときどきその状態で思い切って散歩に出かけますがそうすると治る場合もあるのでもしかしたら花粉症ではなく自律神経失調症なのかも知れません。

自律神経失調症は仕事のストレスなどが原因だと書いてありますが私の場合不思議なことに仕事の時は発症せずに退職してストレスフリーになってからよく起きます。

随分前に田舎の幼少期からの友達が花粉症で大変だという話を私にしましたが杉林に囲まれた田舎育ちの彼が花粉症になるとは何かの冗談かと思いましたが今考えると本当なのではと思うようになりました。

昔もっと花粉があった時代になぜ花粉症の話がなかったのかはいまだに謎ですが昔は存在しなかった光化学スモッグなどの影響もあったのかも知れません。

真実がわからないままコロナと同じようにそのうち忘れ去られるのかも知れません。

また人間も目に見えない生活環境の変化で何かに対する耐性が衰えてしまい時間と共に体質の変化もあるのかも知れません。

本当の所は調べていないので何が原因かは分かりませんが花粉症の時期に発症するので勝手に花粉症では無いかと思っています。

ただ今年はもうすでにくしゃみはシーズンを終えましたがここ二、三日もう一度くしゃみが出るようになりました。

ここで考えられるのは花粉症シーズンが終わった後しばらく雨も降らず気候が乾燥気味で植物の成長が止まったような気がしていましたが最近の雨降りで突然プランターの植物も急成長を始めました。

こちらでは太陽が沈むのは今のシーズンでは午後9時過ぎなので私の座る居間の定位置には西陽が差し込みすごく眩しいです。

そうするとまたくしゃみが現れますがもしかしたらこの眩しい太陽光と空気に含まれる光化学スモックのミックス攻撃の餌食になっているのかも知れません。

そんな事で今日はくしゃみ、鼻水に煩わされながらも75%ほどの遮蔽ネットを仮に張りました。

これで太陽の軌道を知り明日は本張にしたいと思います。

今日は案外風が強くこの遮蔽ネットも結構風の影響を受けるのでアンカー部分の補強も考えています。

今のところ眩しさ、暑さの気になる所はありませんが一番気になる日没前の光線は確認できていません。