今起きている世界の大きな紛争の中でも最も重大なものの一つがイスラエル・パレスチナ問題です。

何故この二つの人種がこれほどまでに憎み合うのかは良く知りませんがどうもお互いの存在自体が我慢できないようです。

まあことの始まりは大昔にユダヤ人はローマ人の迫害を受けこの土地を追い出され世界中にバラバラになり生活していたのが、第二次世界大戦後の1948年に元の土地に2000年目に復帰してイスラエルを建国しました。

ただその土地はユダヤ人のいなくなった後パレスチナ人が住み着き生活していましたがそこに力をもったユダヤ人が2000年後に帰ってきて力ずくでイスラエルを建国してパレスチナ人を追放しました。

大戦中にヒトラーに迫害されていたユダヤ人は大戦後は可哀想な民族として戦勝国の国民に同情されていたのでパレスチナ人の土地を奪う事になるにも拘らず何故か許されてしまったようです。

パレスチナ人にとってみれば2000年も住み続けているのに突然取られてしまっては理不尽ですがどうもイスラエルの建国にはイギリスが裏で色々工作したようですがよくは知りません。

多分まだ植民地政策時代からの発想が抜けきっていなかったものと思われます。

さてそんな事でこの犬猿の仲の二つの民族が同じエリアに住む事になりましたが経済的にも軍事的にも強国であるイスラエル人のおこぼれで生きると言うような屈辱的な生活を余儀なくされているのがパレスチナ人であり、そうなると憎悪が余計に高まります。

それが今この状態になっている原因だと思われます。

このままではいつまで経っても解決策は見出されません。

そこで素人考えの発想ですが世界中には人の住んでいない地域がたくさんあります。

もちろんその多くは生活ができないくらいあらゆる意味で過酷な土地が多いとは思いますがそれでも探せば生活ができるにも拘らず人が住まない地域もいくつかは見つかるのではないかとおもわれます。

国連などが中心になりそのような土地を探し出し、パレスチナ人、クルド人などを始め何らかの理由で自国に住めず移民になる人たちを住ませる地域を国連直轄領として管理すれば各国が自国に移民を受け入れその文化の違いにより色々な問題が起きるよりは良いのではないかなと思いました。

ただ1箇所に定住出来ない民族もいるようですがそれらに対しての対応はまだ思い付きません。

現実には不可能な夢物語のようですがこれ以外の解決策は思い浮かびません。