最近ガーデンセンターに行った話はしましたがその時買った2種類の餌の内の一つが失敗でした。

それがこのインコの絵のついたひまわりの種です。

いつもは近くのスーパーで小鳥の餌を買いますがその理由は安いからと同時に便利だからですがその代わりあまりバリエーションがありません。

その為今回久々に郊外のガーデンセンターまで足を運んだついでにいつも買う餌の中に混じっているひまわりのタネをよく食べにくる『カワラヒワ』の為にいつものより少し種の粒大きいとは思いつつもつい買ってしまいました。

その上また来るのが面倒なので二袋買いました。

これが失敗の元でこの小鳥は食べようと必死に努力しますが流石に大き過ぎるのかもしくは硬過ぎるのか餌箱の周りに食べようとしたけれども食べれずにそのままの状態でこの種が散らばっています。

今のところ家に来る野鳥はその鳥以外食べようとチャレンジもしません。

ただこのまま放置するとバルセロナ市内の公園で大繁殖した緑色の大型のインコに餌場を見つけられると大変なことになるので放置するのをやめました。

ただこのカワラヒワが食べられる唯一の方法は半分以下の大きさになんらかの方法で分解する事です。

いまのところ剪定ばさみ、ペンチなどでカットしていますが一個一個手で摘んでカットするのは大変です。

平らな石の上において金槌で叩く案も思いつきましたがまだ模索中です。

もう一つ買った穂付きの稗の方は『オナガカエデ鳥』と言うスズメの半分くらいの大きさの鳥で黒っぽい本体に嘴から目にかけて真っ赤な鉢巻をした忍者のような風貌の鳥が集団で食べに来ます。

こちらではポピュラーな鳥ですが日本にはあまりいないらしくハワイでよくみられるそうです。

その為日本語訳が難しくスペイン語ー英語ー日本語にするかもしくはスペイン語ー学名ー日本語にしなければならないのでなかなか大変です。

前にこちらの魚についてのブログを書いたことがありますが同じように苦労をしたことが思い出されました。

さて、いま日本では鳥の餌は高いのかどうかはわかりませんが私にはこちらの鳥の餌代が高く感じられます。

子供の頃実家の庭で20−30羽の伝書鳩を飼っていましたが貧しい我が家の親から貰う鳩の餌代が高買ったという記憶がありません。

完全飼育している鳥ならばその種類により全ての栄養素がバランス良く配合された餌が必要だとは思いますが野鳥の場合は多分足りない栄養素はどこか他で補ってくるのでそこまでの心配はいらないのでもっと安い餌が出来ない理由がわかりません。

ついでに鶏の餌も見ましたがすごく高くて餌の値段に対して卵の値段が釣り合わないほど安く感じましたが、もちろん養鶏場の場合はこんな値段の餌は使用していないと思います。

多分これらは趣味の養鶏用だと思われます。

そんな事で今日はひまわりの種のカットに疲れたのでカワラヒワには他の餌で我慢してもらっています。