私は随分前からその人の性格を決定づけるのは生活環境ではなく人種であると思っています。

この想いは今でも変わりませんが昼食後、腹ごなしをしながら何となくテレビを見ていたらまた最近フランスとスペインを高速道路で結ぶ物流の一大拠点の国境でフランス側の農民がスペインからの安い農産物の流入を防ぐ為バリケードを築き中にはトラックの積み荷の農産物を道路に撒き散らしたりしている映像が流れていました。

この騒動は今に始まった事ではなく前にもスペイン産のトマトを道路にぶちまけていました。

これと同じ様なことはモロッコと南スペインの間でも時々起きますがフランスの方が規模が大きくその上長く続きます。

ここでふと思い出したのですが、スペインとモロッコでは人種も文化も違いますが、面白い事にこのフランスとの国境地帯の住民はフランス側に入ってからも100kmほどはカタルーニャ人で紛争している両サイドの人間は同種族です。

ご存知の方も多いとは思いますがスペインは昔から人種問題がありフランスと国境を接するバスク地方、カタルーニャ地方ではスペインからの独立を望む人が多くいますが面白い事に国境を跨いだフランス側に住んでいるバスク人、カタルーニャ人たちはスペインのからの独立運動に積極的に参加したいと思う人は殆どいません。

多分この根底にある思想は全ての人がその国の格付けをしている為だと思います。

ヨーロッパの中では大国の中でフランス、イギリス、ドイツが一流国でその他は劣る国として格付けされています。

そんなことでジブラルタル海峡にあるイギリス領ジブラルタルのぺニョン島の住民のほとんどはイギリス国籍を望んでいます。

後進国のスペイン人にはなりたくない様です。

それと同じ事がバスク地方、カタルーニャ地方で起きていてフランス領にいるカタルーニャ人種、バスク人種は独立など望んでいません。

そのままフランス人でいる事になんの不満も持ちません。

それはヨーロッパにおける文化の中心おフランスだからです。

アジアの中心お中国思想と同じ類に分類されます。

後進国スペインにいるバスク人、カタルーニャ人のみが独立を望み後進国スペインのイメージを払拭したいと考えます。

多分この意見には反対を唱える人も多いと思いますがこれが独立派の深層心理だと思われます。

そんな事を考えていると世界には同じ人種同士で争っている民族が沢山います。

例えば中国、台湾、香港、上海、韓国、北朝鮮、などですが民族まで範囲を広げるともっとたくさんの民族が同国内争っています。

そうなると私の考える人種による性格の違いが国の品格を決めるのではないかという仮定が崩れてしまいますが、犬に育てられたライオン、猫に育てられたヒヨコなど世界中にはたくさんの不思議な現象が起きますがこれらの事象が特殊な事であり、通常起こりうる現実とはかけ離れておりそれゆえニュースになり我々が知る事になります。

ライオンが犬を食べ猫がひよこを食べたのではニュースバリューがありません。

ということでまだ私はやはり人種こそがその人の性格を決める要素のうちの大部分を占めその他環境による影響は表層の物だと思われもし本来の環境に戻ったならばすぐに変化が現れるのではないかと思われます。

もし将来的にスペイン国のイメージがイギリス、フランス、ドイツを超えたと仮定したらそれでもバスク人、カタルーニャ人は独立を希望するのかは怪しくなると思われます。

その意味ではアジアもこれから面白くなるのではないかと思います。

これからの時代、自国の偏向情報教育により歪められた真実をどこまで信じるかというのは全く外部からの情報のない国は別にして普通の知能があればおかしいと考えるのが普通であり、真実を知ろうとするのではないかと思われますが、逆に真実を知ることの怖さに耐え切れずしない方向に進む人もいるかと思われます。 

この辺りまで来るとその人の深層心理領域に入りこれが人種による性格ではないのかなと考えました。