あらすじ
テロリストに遊水楼が占拠されてから2週間が過ぎた。
なんとか藤子だけ携帯をテロリストから取り戻し、
弟の見舞いと嘘をついて会いに行くはずだった恋人に連絡するが
「お前はあの日きちん来た」と告げられ困惑する。
遊女たちは遊水楼のおかみの困惑を見かね、テロリストに接触し
外部への連絡をしようと試みる。
接触するのにも恋人だった兵士を失ったと嘘をつかれて自殺した
さなえに瓜二つのリーダー花には近づけず、部下の萌黄、蘇芳に懐いていく遊女たち。隙を見て、テロリストのPCをハッキングするが、メールの送信履歴がなく、webニュースでテロリストが遊水楼に来た日、シラミネ全体に北朝軍が爆撃を仕掛け、南朝空軍基地が公設遊郭ごと全滅したと知らされる。
遊水楼は一人難を逃れた藤子の後悔の念が強く、地上につながれ建物ごと全員が爆撃の1日を繰り返して成仏できないでいたのだ。
花たちはテロリストではなく、死者の霊魂を成仏させる「送り弁天」だった。
Bugsは2部から登場。
遊水楼の女郎せりの行きつけのホストクラブのホスト役
でした。
お衣装とカツラから察するにアルフィーがモデル
TETSUくん=高見沢さん、
TAKAさん=坂崎さん、
TETSUYAくん=桜井さん
3人ともサングラスなのと、
TETSUYAくんはオールバックってより角刈りな感じなので、
ゴルゴ13みたいになっていました
せりの担当(ってホストさんも使うんですね、最近知りました)ホスト、
ヒコさんのTETSUくん、超チャラい
。
話し方とか、せりに甘える態度も
どっから見てもホストにしか見えませんでした。
天職だな、あれ。
3人が登場して1曲歌うのが、アルフィーの大ヒット曲のパロディーで。
元の曲を知ってるだけにメロディが正しくても
なんか間違ってるみたいで気持ち悪い![]()
しかも、IYO-Pくんじゃないですから歌唱力もビミョーな為、
目玉なのですが居心地悪い思いをしました![]()
他の人がお歌もお上手ですからね。
少なくとも私の周りの席はBugsファンが多くって、
3人が出た瞬間に超盛り上がったのは
しょうがないことなのかな・・・、
絶対そこも期待されてのゲスト出演だと思います。
2部は1部で広げた風呂敷がきれいに畳まれるのを見ているような気分で
本当に気持ちいい話運びでした。
運び方だけでなく、一つ一つの台詞に心が動きます。
盛大に泣きました。
藤子の心に本当に共感します。
誰しも失くした大切な人への想いはあると思うのです。
どんな姿になっていても、体がなくなっていても構わない。
もう一度会いたい、
そばにいて欲しいと強く願い、叶ってしまったら、
それを手放すことは難しい。
そして自分だけ助かってしまった後悔の念もあるのです。
対して妹女郎葡萄子の台詞はこう思ってもらえていたら、
本当に嬉しいと思うものでした。
優しさゆえに自分を責めないで欲しい。
後悔しないで欲しい。
もうそばにいられないかも知れないけど、
あなたに会えたことを後悔していない。
もう聞けないはずの声が聞こえたと思ったのは
自分勝手すぎるのかも知れませんが、
私にとっては救いになる言葉でした。
藤子、花がこれから行く道はたやすいものではないのですが、
花にもさなえの声が聞こえ、
藤子も遊水楼のみんなの想いが伝わっているのだから、
生きていけるのだろうと思います。
いいお話でした。
久々に内容があるお芝居見て、充実した思いがあります。
今年の観劇の締めがこの作品で良かったです。