増税反対の3要因 | 武藤貴也オフィシャルブログ「私には、守りたい日本がある。」Powered by Ameba

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国家主権、国家の尊厳と誇りを取り戻す挑戦!品格と優しさ、初志貫徹の気概を持って(滋賀四区衆議院議員武藤貴也のブログ)

 今日も報道は、増税法案に関連したものが多くありました。野田総理は「政局でなく、大局に立つならば、政策のスクラムを組むことは十分可能だと思っている」と述べ、自民党に大連立を呼びかけている模様。

 今までで増税反対に対する意見も大体出揃ったわけですが、私は主に三つに要約できると思います。一つは、円高・デフレという最悪の景気コンディションの中では、増税すべきでないという意見。二つ目は、「税と社会保障」と言っておきながら、社会保障のグランドデザインを全く描くことなく消費税増税のみを主張していることに対する批判。三つ目は、公務員の給料カットや議員報酬のカット、議員定数の削減など、「身を着る改革」を増税の前にやるべきだという意見。

 どれも的を射た意見だと、私は思います。野田総理はこの三つの意見に対し、実際「ゼロ回答」です。本当に日本の将来を考えるなら、抽象的な言葉で煙に巻くのではなく、この三つの批判に対ししっかり答えるべきだと思います。

 いずれにせよ、今国会での増税法案は、大連立が無ければ成立しません。仮に小沢・鳩山グループが賛成に回ったとしても参議院では民主党は過半数を得ていないからです。つまり野田総理は、自民党の賛成を期待して強引に増税法案を提出した訳です。従って、ボールは谷垣総裁に投げられているとも言えます。

 谷垣総裁は元々増税推進論者です。また谷垣総裁のみならず、自民党が党として先の参議院選挙で増税をマニフェストに書いた経緯もあります。従って谷垣総裁個人としても、自民党としても、理論的に増税に反対するのは非常に難しいと言えます。

 また党内的に、今国会で谷垣総裁が民主党政権を「衆議院解散」に追いつめることができなければ、10月に行われる総裁選で谷垣総裁は落選する可能性もあります。

 谷垣総裁としては、理論的にも立場的にも「話し合い解散」の是非で揺れていることでしょう。。。民主党がガタガタしていることも事実ですが、実態は自民党が試されているのかも知れません。

 私は妥協なく解散に追い込んで欲しいと願うばかりです。

 以下は今日の活動写真です。 

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今日は竜王町のドラゴンハットで「グルメサーカス」がありました。

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日本全国から「うまいもん」が100店舗以上大集結!雨にもかかわらずすごい人でした。

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もちろん竜王町商工会や観光協会の方々も総動員!

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商工会、観光協会の皆さんと一緒に写真を撮ってきました!

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いつもお世話になっている近江牛の老舗「毛利志満」の会長が色々な方々を紹介して下さいました。「毛利志満」さんのお肉はもちろん、竜王で作る「鮒寿司」も美味しかったです!

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今日は雨でしたが私が応援する「MIOびわこ滋賀」の試合が東近江市布引グランウンドであり行ってきました。結果は、3対1で「ツエーゲン金沢」に勝利。現在「暫定首位」とのこと、これからが楽しみです。次の試合は4月14日。「MIOびわこ滋賀」は滋賀県が地元の唯一のサッカーチームです。まだまだ知名度は高くありませんが、皆さんも是非見に行ってあげて下さい。