知らぬ間に北朝鮮の核開発が刻一刻と進んでいる。 | 武藤貴也オフィシャルブログ「私には、守りたい日本がある。」Powered by Ameba

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国家主権、国家の尊厳と誇りを取り戻す挑戦!品格と優しさ、初志貫徹の気概を持って(滋賀四区衆議院議員武藤貴也のブログ)

 インフルエンザにかかり今日は体調が悪いです。。。

 そんな中、今日の産経新聞で小森義久氏が「北朝鮮の核武装の究極の危機である、小型化、軽量化に成功し、核弾頭のミサイルへの搭載が、今年中か遅くとも14年末までに達成される見通しが確実になってきた。」と報じました。

 記事は次のように続きます「そうなれば、韓国と日本の全域、更には米国本土を核攻撃する能力を保持することになり、東アジアの安全保障を激変させる。北朝鮮が弾道ミサイルへの核弾頭装着を明示すれば、6カ国協議での、「北の非核化」はもう絶対に実現しないだろう。」

 日本が増税や年金問題の議論に明け暮れている中(確かにこれも大切ですが・・・)、北朝鮮は着々と核開発を続け、ついに核の小型化に成功したようです。これで北朝鮮にはもう誰も意見を言えない状況になりつつあります。アメリカも核の反撃を恐れ、北朝鮮には手出しが出来なくなります。

 金正日氏が亡くなり、日本では状況が好転するとの期待も少しありましたが、期待するようなことは全く起きないどころか、事態は悪化の一途をたどっています。

 米国はイランの核開発について躍起になって防ごうとしていますが、北朝鮮の核開発についてはそれほど真剣ではありません。それどころか最も危機感を持たなければならない日本自体、危機意識が高いとは到底いえません。

 今回の北の核開発は日本のとってきた6カ国協議による「対話と協調」政策が失敗したことを意味しています。しかしながら日本でその失敗の総括をして外交政策を転換させようとする動きはありません。

 北朝鮮は核の恫喝により、ますます様々な要求を押し付けてくるでしょう。まして拉致問題の解決は程遠い状況といえます。

 お笑いではないかと思ってしまいますが、そんな危機的状況の中日本の防衛大臣は「素人大臣、田中直紀氏」。自衛隊を合憲とする「芦田修正」を知らなかったり、硫黄島を沖縄県と勘違いしたり、無断退席や答弁迷走で問責決議がまたもや提出されそうな状況です。一体どうなっているのか。。。

 北朝鮮の核開発に今後どの様に対応していくのか、真剣に議論しておかなければならない大きな問題です。