「隗より始めよ」を実践。橋下市長の身を削る政策を支持。 | 武藤貴也オフィシャルブログ「私には、守りたい日本がある。」Powered by Ameba

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国家主権、国家の尊厳と誇りを取り戻す挑戦!品格と優しさ、初志貫徹の気概を持って(滋賀四区衆議院議員武藤貴也のブログ)

 大阪市の橋下徹市長は、公約通り報酬を3割削減し、退職金を半減する特例条例を成立させた。給与はこれまでの月額142万円が99万4千円に、1期4年の退職金は1976万6400円となる。まさに「隗より始めよ」を実践した。

 一方、今の国政は有権者に痛みを押し付ける増税には積極的だが、身を削ることに関しては全くやる気が無い。議員定数の削減は手つかず、議員報酬の削減は半年で元に戻す、民主党マニフェストの目玉の一つであった公務員人件費の削減も実現していない。

 今の有権者の意識は「民間が苦労しても政治家・公務員は変わらない」というもの。根本的にこの意識が大阪のダブル選挙で維新の会圧勝につながったのだと思う。

 12日の産経ニュースに「早期退職者15倍に急増 大阪市バス運転手」という見出しの記事が載った。橋下徹大阪市長が民営化の方針を打ち出した大阪市バスの運転手のうち、退職金が加算される早期退職制度を使って今年3月末に退職する職員が昨年同時期に比べ約15倍に急増したことが12日、市への取材で分かったというもの。市長が4月からの給与カットを宣言していることから、退職金加算制度が存続しているうちの「駆け込み退職」になったとみられるという。

 今まで大阪市営バスの運転手は平均年収800万円。おそらく景気の悪い現在の民間企業の状態からすれば信じられないと思う。

 橋下市長の「まずは身を削ることから」という政策を私も訴えるし、国政のみならず日本全体の地方自治体にも広がることを期待したい。