消費税増税に大義も効果もなし。 | 武藤貴也オフィシャルブログ「私には、守りたい日本がある。」Powered by Ameba

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国家主権、国家の尊厳と誇りを取り戻す挑戦!品格と優しさ、初志貫徹の気概を持って(滋賀四区衆議院議員武藤貴也のブログ)

 今回野田総理が進めようとしている消費税の増税について、竹中平蔵氏が「社会保障充実ではなく、矛盾に満ちた現行制度の維持のためだけのもの」と断じています。「税と社会保障の一体改革」と言いながら、その実態は財政再建もできないし、社会保障の充実もないわけです。

 私は以前、財政再建には賛成しますが、デフレ円高状況での増税は景気を悪化させ、結局減収し更なる増税を招くだけだという観点から、現時点での増税には反対する旨をブログで書きました。

 しかし、竹中氏は今回の増税の目的、つまり「増税した分の税金が何に使われるか」という観点から反対しています。竹中氏によれば、今回の増税分は社会保障には使われず、現行の制度を維持するために使われるだけと言っています。具体的には、社会保障の機能維持(実質的には財政赤字削減)のためと年金国庫負担を2分の1にするために使用され、社会保障の「充実」には全く使われないわけです。

 また、社会保障費は高齢化で年間約1兆円増えるとして「聖域」扱いし、中身にほとんど手を付けていないことも指摘。加えて、名目3%の経済成長を目指す政府方針が失敗することを前提としている点も指摘しています。

 にもかかわらず、残念ながら今の世論調査では増税に「賛成」が40%、「反対」46%と、増税を支持する方々が意外に多いのが現状です。

 結局のところ財政再建は、財政支出の増大防止と経済活性化という当たり前の政策でしか成し得ないと、私は思います。インフレ時などは増税が必要な時もありますが、今はデフレ、その時ではありません。

 竹中氏が言うように、今回の増税は「財政再建も社会保障の充実もない、大義なきあしき増税」だということを有権者にしっかり訴えることが必要ですね!

 話は変わりますが、今日は午前中近江八幡桐原学区の「まちづくりフェスティバル」に参加、その後馬淵学区馬渕町の町内会の総会に出席、夕方からは京都で前衆議委員議員の中川泰宏先生と川条志嘉先生と食事をしてきました。桐原のフェスティバルと馬淵町内会総会の活動写真をアップしておきます。

桐原祭り外観_convert_20120311231919
天気が良かったのでかなり多くの方が集まっていました。

桐原フェスティバル①_convert_20120311232009
桐原学区連合自治会長の中島さんと一緒に回らせて頂きました。

桐原フェスティバル②_convert_20120311232049
遺族会の沖縄慰霊旅行でご一緒した方とここで偶然再会(笑)遺族会の次世代グループを作るようアドヴァイスを頂きました。

桐原祭り舞台_convert_20120311234358
カラオケ大会の様子(笑)

馬淵t町自治会総会でご挨拶①_convert_20120311232139
滋賀県連合自治会副会長の森光夫さんに紹介して頂きました。

馬淵町総会でご挨拶②_convert_20120311232545
何度もご挨拶させて頂いている自治会で知り合いばかりですが、ご挨拶。最近作った「TPP反対ビラ」も配らせて頂きました。