議員定数の削減について。 | 武藤貴也オフィシャルブログ「私には、守りたい日本がある。」Powered by Ameba

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国家主権、国家の尊厳と誇りを取り戻す挑戦!品格と優しさ、初志貫徹の気概を持って(滋賀四区衆議院議員武藤貴也のブログ)

 民主党は1月18日、政治改革推進本部総会を開き、衆議院議員定数の削減案を正式に決定しました。「一票の格差」是正の為に小選挙区で5減、消費増税に向けて自ら身を削る姿勢を示す為に比例区で80議席減らすという内容。小選挙区が減るのは山梨、福井、徳島、高知、佐賀の5県。

 これに対し、民主党以外の政党は全て反対しています。また民主党内でも岡田副総理が「もう少し第3党以下が議席を持てる形に」と述べ、国民新党の亀井氏も「一党だけでごり押ししてやるべきじゃない」と語っています。

 民主党はおそらく各党が断固反対するのをわかっていて提案しているので、そもそやる気が無く、パフォーマンスでやっているとしか思えません。仮に本当に定数削減を行いのたいのであれば、与野党協議を呼びかけ各党と十分協議するとか、あるいは様々な意見を集約する第3者機関に結論を委ねるなどの方法もあるのではないかと思います。

 いずれにせよ議員定数の削減自体には誰もが賛成しています。仕組みをどうするかの問題。比例定数を削減したら民意を十分汲み取れないというのであれば、中選挙区制度に戻すことも含め、もう一度仕切り直しをして成功するようにしっかりと進めることが必要だと考えます。またもや民主党の「まやかし」に騙され選挙制度改革が出来ずじまいにならないことを祈ります。