それに対して「さつかい」というのは自利利他じりりたなんでしょう。「自分も幸せになりながら人をも救う」と。同じ人間にんげんでも働きがまるで変わってっちゃう。

 今、この「害害がいがい」の人間にんげんとしてできないであろう恐ろしい犯罪はんざい平然へいぜんと起こすこのような者を、せい治家じかがどうしようもできないんでしょう。何の力もないです。せい治家じかが何を言おうと犯罪はんざいは減りません。
 それから、りょうでもってカウンセリングなんかやって「心のやみこう」といったってこれもどうしようもない。
 警察けいさつで何度つかまえたからといってこういう男は治りませんよ。

 これをなおすのはもう本尊ほんぞんのお力以外にはない。
 いかなる者も、日蓮にちれんだいしょうにん帰依きえたてまつり、南無妙法蓮華経と唱えたてまつる。
 そうすると、にごった水に月のうつるがごとく、三毒さんどくの心にほとけさまの命が宿やどって、誰でも害害がいがいの心が自利利他じりりたの命に変わってくるんですね。

 これはもう顕正会において本当にどれほど多くの人達が体験たいけんしてるか。
 親子の関係がくずれてきて、親が憎くて憎くて『殺してやろう』なんて思っておった息子や娘が一転して「親孝行おやこうこうの心がいてきた」なんていう体験たいけんは顕正会にいててるほどありますね。
 この間の顕正新聞に大きな見出しで出ておりましたね。男子部の組長で「暴走族ぼうそうぞくからぼうりょくだんへ」と。しゅっしたみたいだけど(大笑)。
 そして、本人ほんにんが言っておりましたね。
 「自分はどうしようもない人生じんせいを送った。悪の限りをくしたんだ」と言って、自分であきれるくらいはくじょうしておったでしょう。「てい裁判所さいばんしょしゅっとうせられた事60回じょう」「にん同行どうこうが60回じょう」もう1つ「こうりゅうが4回じょうか」(笑)りっ歴書れきしょだ(爆笑)。
 こういう事をはくじょうするのも、本人が

「このような自分ですらも本尊ほんぞんのお力によってていかえりみるようになった。ぞくの事を思うようになった。その心法しんぽうが何とも有難ありがたい」

というような事でむすんでおりましたが、あの体験たいけんを読んで本尊ほんぞんさまのお力はすごいものだ』『害害がいがいの心を自利利他じりりたに変えて下さる』という事を私はふかく思ったものですね。
 もうですから、このような

一切いっさいにんしゅうみな善心ぜんしんく」

「人の心が人間にんげんでなくなった」

という時には、本尊ほんぞんのお力以外にはなお根本こんぽんりょうほうはないんですね。
 ここに、今ハッキリとこく喪失そうしつす」「一切いっさいにんしゅうみな善心ぜんしんく」そしてしょうへんが始まってきた」「だいしんが始まってきた」「食糧しょくりょう危機ききやくびょうも始まってくるであろう」というこのような事を一つ一つ見るたびに、私達は

だいしょうにんさまおおせの通りなんだ」「これがこうぜん大罰だいばちだいなんだ」

とこのだい災難さいなんを見るにつけ、何としても「だから早く広宣こうせん流布るふをしなければならないんだ」とこういさみ立つ者がだいしょうにんさま弟子でし地涌じゆさつ師子ししおうなのであります。