今どうですか、けんの濁りの凄まじさ。
 「じょく」ということがありますが、まことにその濁りのままですね。
 ですから毎日毎日テレビ・新聞でもって「今日もこういうきょうあくけんがあった」「今日もこういうけんがあった」とまさにそのたびに覚えきれないほどのきょうあくけんがどんどん発生はっせいしてくる。
 ことに私が「聞くに堪えない」というのはどもが親を殺す。こんなけんだけは絶対ぜったいにあってはいけない最悪さいあくけんであります。
 そして、親はかわいいどもを自らの命に代えても育てるというのが自然のじょうでありまするが、どういうことか最近では親がどもぎゃくたいしてついに殺す。
 しかも、洗濯せんたくまわして殺した親まである。
 このようなことにちじょうはんおこなわれるようになってきた。
 肉親にくしんですらそれですよ。いかにいわんや他人においておや。
 そこで、きょうあく犯罪はんざいおこなわれるんですね。
 それの象徴しょうちょうとなるような物が、この間犯人はんにんさつをしましたけれども、あまがさきにおいて9人の者を(縁戚えんせき関係かんけいですかね)次々と殺した。
 しかも殺させたのは親戚しんせきの男を使って殺した。
 そして、たい床下ゆかしたに埋めて隠した。あるいはドラム缶にコンクリでめて海にしずめた。
 こういうようなことが行われている。これはちくしょぎょうでしょう。
 自分でとうとうひょう県警けんけいりゅうじょでもってさつをしたなんていうことでありまするが、私はこのけんを見まして『こういうようなきょうあくけんにっぽん犯罪はんざいじょうにも聞いたことはない。こういうことが出るということ末法まっぽうじょくあくもっときわみに達していることなんだ』ということおもいますね。
 それから、どもの世界ではいじめですよ。
 もんがくしょうがついこの間はっぴょういたしましたが、4月から10月に至る6ヶ月(半年はんとし)の間にしょう学校がっこうちゅう学校がっこう高校こうこうにおけるいじめの発生はっせい件数けんすう、これを調べたらば14万4千件だった。大変たいへんなものでしょう。
 私は『みんなこれはちくしょうかいになっているんだ』とおもった。
 弱い者をみんな大勢おおぜいでよってたかっていじめていく。そのために殺者さつしゃが出るでしょう。
 メールで悪口わるくちを書き込む。それが耐えられなくて死んだ者もいる。
 あるいは「金を持って来い。家から持って来い」とそそのかす者もいる。
 そういうことができなくなるとついにはひったくりをやらせる。まんきをやらせる。これはもう犯罪はんざいでしょう。
 こういうこと平然へいぜんとやらせることしょう学校がっこうちゅう学校がっこう高校こうこうで半年の間に14万件も発生はっせいしている。『何ということになってきたんだ』とおもうんですね。
 今のにっぽんというのは、かみせいからしもしょう学生がくせいに至るまでどんじん三毒さんどくでもってたがはずれたような国になっている。
 今日も選挙せんきょおこなわれますが、まさにこのたがはずれたほんにおいて誰を一体いったい選ぶんですか。どの政党せいとうを選ぶんですか。
 どうしようとこうしようと、これからにっぽんを亡ぼすような4つの災難さいなんは誰も避けることができない。
 これは、本尊ほんぞんのお力、仏法ぶっぽうの力によって解決かいけつする以外にはない。
 そこに、地涌じゆさつというのはけんにごりには一切いっさい染まらない。
 染まらないだけではない。世の中のにごりを見れば見るほど広宣こうせん流布るふけつに立つ。
 「早く広宣こうせん流布るふしてにっぽんを救わなければいかん」とのこのけつに立つのが地涌じゆさつであります。
 けんの悪には一切いっさい染まらない。だから、れんなんですね。
 ゆえに、私は先般のじん大会たいかいで二万のじんけっしゅうを見た時に「びゃくれん」ということを申しましたけれども、まさに、だいしょうにんさま弟子でしとして広宣こうせん流布るふけつに立ちけんほうに染まらないということであります。
 このじょくあくほんに6千万のびゃくれんが、地涌じゆりゅうるいが出現するならば、にっぽんは必ず救える。
 だいしょうにんさま遺命ゆいめいじょうじゅ眼前がんぜんとなるんですね。
 日蓮にちれんだいしょうにんたましいとするたい同心どうしんだいしゅうだんがすでに出ている。
 必ずだいしょうにんこころを心とするたい同心どうしんがあるならばだいを成ずるのであります。
 どうか、大確信だいかくしんに立って広宣こうせん流布るふを進めていこうではありませんか。


平成24年 12月16日 浅井先生指導

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