さて、本日は新しい体制での前進開始に当たり私の存念を述べさせて頂きます。
10月16日の臨時幹部会において「これからは私が先生の名代として顕正会の指揮を執らせて頂く」事を表明いたしましたが、本日ここに正式に顕正会の会長に就任させて頂き、大聖人様に対し奉る忠誠を貫き通された浅井昭衞先生のお心のみを帯して陣頭指揮を執ってまいる所存であります。
申すまでもなく、その器にあらざるは私自身が重々弁えております。
しかし、これまで御遺命実現に命尽くまで戦われた先生の凛冽の大忠誠心を眼前に拝し、そのお心を一分でも知る弟子として、また、先生よりあふれんばかりの勲等を受けたその大恩を噛み締める時、非力を言い訳にするは謙譲に似てすこぶる怠慢、いずれ山野の土となるこの身を擲ち「仏法を得べき便りはまさに今」と先生の御意思を奉じて御遺命成就に身命を賭す覚悟を固めるものであります。
念のため申しておきますが、私達の無二の師匠はあくまで浅井昭衞先生ただお一人であり、それは、先生が御逝去されてもいささかも変わりはありません。
ゆえに「先生」との呼称は浅井昭衞先生及び浅井甚兵衞初代講頭先生のみに使用し、私に使う必要は一切ありません。
私は浅井昭衞先生の名代として指揮を執らせて頂きます。
顕正会は浅井先生が手塩に掛けて築き上げられた地涌の菩薩の大集団であります。
ゆえに、先生のお心にどこまでも異体同心し、御遺命成就に邁進していきたいのであります。
先生の御遺影を希望者全員にお分けするのも、一人一人が常に先生のお心を胸に宿して戦ってほしいからであります。
また本日、本部会館並びに全国の会館に浅井先生の御遺影を掲げましたが、これもその思いからであります。
そして、これまで先生は数多の重大指導を私達に打ち込んで下さり、広宣流布の準備を全て整えて下さいました。
しかし、その御指導はまことに膨大であり、悲しいかな、信心の器の小さな私達はそれらを自身の血肉にし切れていなかったり、また、それを知らない新しい人が大勢いる事は大変もったいない事であります。
久遠元初の自受用身、末法下種の御本仏たる日蓮大聖人の甚深の御心を私達に噛んで含めるように教えて下さった先生の御指導は広宣流布に戦う私達はもちろん後世の人々が皆学ばなければならぬ大事であります。
ゆえに、私は今後次のようにしていきたいと考えております。
まず、コロナ禍によりこれまで中止していた日曜勤行を12月3日の日曜日から再開いたします。
この日曜勤行では毎週かつて頂いた浅井先生の御指導を拝聴いたします。
先日の日目上人御報恩勤行会でも強く感じましたが、ことに、大画面の映像を通して先生の御指導を拝聴すると、あたかも先生がその場にいらっしゃるがごとくの感覚となり、何とも言えない有難さが涙と共に幾重にも込み上げました。
そして、御書の一節を引かれた先生の日曜勤行の御指導は一生成仏を見つめて信心修業する上で、また、広宣流布に戦う上でその信心の在り方を指し示して下さったまことに大事なものであります。
初信の人達が勤行を身につけるためにも、この日曜勤行に大勢の同志を呼び掛けてほしいと思っております。
次に、過去に頂いた御書講義も明年から月に1回程度の頻度でネット配信で拝聴できるようにしてまいります。
新しい人は知らないかもしれませんが、かつて先生は毎月のごとく私達に御書講義を下さいました。
先生は「大聖人様が下さった御書を拝せる事が何より有難い」と大歓喜をみなぎらせて私達に御書の一節一節を大聖人様の御聖意のまま懇切に講義下さいました。
御書講義によりどれだけ「御本尊様絶対」の大確信と恋慕渇仰の信心が深まり、広宣流布の大情熱を打ち込んで頂いた事か計り知れません。
さらには、地方会館の御入仏式や各種大会等の御講演もまことに重大であり、これらも順次ネット配信で拝聴できるように環境を整えてまいります。
また、日曜勤行や御書講義等の先生の御指導・御講演を冊子にして、それをまとめて立派な全集として発刊してまいりたいと考えております。
先生が残して下さった重大指導を血肉として一人一人が御遺命成就に戦う力ある人材に成長し、いよいよ広布前夜の信行たる遥拝勤行と広告文でさらに力強い前進を成してまいります。
令和5年 11月28日 11月度 総幹部会 浅井会長指導