それにもまして悪の中の大悪は正系門家がだい聖人しょうにんさまに背きたてまつったということです。
 学会は「国立こくりつ戒壇かいだん選挙せんきょに不利をもたらす」として国立こくりつ戒壇かいだんを否定してにせ戒壇かいだん正本堂を建て、これを「遺命ゆいめい戒壇かいだん」といつわった。
 宗門はこの学会にへつらってこれに協力きょうりょくをした。
 その後、罰によって学会・宗門の間に仲間割れが起こるや、池田大作はあろうこと本門ほんもん戒壇かいだんだい本尊ほんぞんを捨てたてまつり、一方、阿部日顕は本門ほんもん戒壇かいだんだい本尊ほんぞん怨嫉おんしつぼうする身延派とも手を組んだ。
 『学会・宗門共に何たる師敵対、何たる大謗法か』と私はおもっております。
 だい聖人しょうにんさまは建治3年の『条抄じょうしょう』にこうおおせになっておられる。

 「一門いちもん人々ひとびとなかにも信心しんじんうすく、日蓮にちれんもうことそむたまわば蘇我そがごとくなるべし」

 このおおせの中の日蓮にちれんもうことの中には国立こくりつ戒壇かいだん建立こんりゅう遺命ゆいめいほど重き物はないんです。
 これに背けば必ず蘇我そががごとく身を亡ぼすことうたがいない。
 今の学会を見てごらんなさい。いよいよ崩壊が始まってきたでしょう。
 学会はかつては日本における最大・最強のしきわれておりました。
 だが、今やはいらくし、枢要すうようかんが相次いで失脚しっきゃくをしております。
 まず本年1月下旬、公明党こうめいとう遠山清彦とおやまきよひこしゅういんいん新型しんがたコロナウイルスによる緊急きんきゅうたい宣言せんげん発令はつれいにもかかわらず銀座の会員制高級クラブで豪遊ごうゆうしていたこと発覚はっかくしました。
 これにいきどおった学会じんの突き上げによって遠山とおやまいん辞職とせいかい引退いんたい余儀よぎなくされた。
 この遠山とおやまは一般にはあまり知られておりませんがぜんざいふく大臣だいじんも務めたんですね。
 さらに、公明党こうめいとうにおいてはかんちょうだいであった。
 来年の秋には公明党こうめいとう代表に就任する予定であったという人物です。
 この大物がそのらくぶりをマスコミに暴かれ、せいかいから引退いんたいせざるをなくなった。
 公明党こうめいとうの受けた衝撃しょうげきは計り知れません。
 さらに、翌2月に創価学会でせいちょうの異名を取るとうひろしという副会長がおるんですが、この男はせいかいでは有名ですが、これが突然表舞台から姿をしてしまった。
 表向きは「満60歳になったので定年退職をする」ということになっておりまするがそんなことは嘘です。これは口実こうじつに過ぎない。
 このとうひろしは現役学会かんの中ではもっとも自民党とパイプが太く、総理大臣の菅義偉すがよしひでとは電話一本でやり取りができるそういうなかだった。
 彼だけが菅義偉すがよしひで首相と電話一本でやり取りをして学会を動かしておった。まさに中枢中ちゅうすうちゅう中枢ちゅうすうの男であった。
 その実力は自民・公明両党の利害がぶつかり合う選挙せんきょ協力の問題などで菅義偉すがよしひで首相を始め自民党のかん口角泡こうかくあわを飛ばして交渉こうしょうして、最後には「佐藤さんにわれたら仕方がない」として自民党側が折れるというのがつねであったとつたえられております。
 学会内部でもこと選挙せんきょせいかい工作に関してははらみのる会長でも口を挟めないほどの力があったんです。
 このとうひろしがなぜ突然姿を消したのか。
 とうひろし遠山清彦とおやまきよひこ後見人こうけんにんのような存在であったんですね。
 二人は毎晩のように銀座や赤坂で豪遊ごうゆうかえしておったんです。
 このような二人の行状ぎょうじょう文藝ぶんげい春秋しゅんじゅうでんばんに暴かれたんですよ。
 遠山清彦とおやまきよひことうひろし豪遊ごうゆう文春砲ぶんしゅんほうで暴かれて、学会じん猛反発もうはんぱつを受けて遠山清彦とおやまきよひこがまず失脚しっきゃくをした。
 とうひろしも「いずれ自分もそれでもって辞めざるをない。はじをかいて辞めなければいけない」ということに気が付いて、先手を打って自ら辞めざるをなくなったということ真相しんそうです。
 またこれには学会内部の権力闘争もからんでいるということが伝えられております。
 いずれにしても、今や学会も公明党こうめいとうもその力は急速きゅうそくおとろえつつあります。
 それは、公明党こうめいとう得票数とくひょうすうを見ればよーく分かりますね。
 公明党こうめいとう国政こくせい選挙せんきょの比例区表は2005年(平成17年)の898万票が頂点ちょうてんだったんですが、以後減少を続けて、一昨年の2019年(令和元年)のさんいん選挙せんきょでは653万票と実にピーク時と比べて約250万票も激減げきげんしてしまったんです。凄いり方です。
 この傾向は国政こくせい選挙せんきょだけではない。ほうかい選挙せんきょの結果にも表われて、ほとんどのほうかい選挙せんきょ公明党こうめいとう得票数とくひょうすうも議席数も減らして、今や学会の勢力衰退すいたいそくをつけております。
 その結果、学会かんの聖教新聞の配達もままならず、配達を読売新聞の販売所にたくしている地域も全国で多発しているということであります。
 さらに、学会の衰退すいたい如実にょじつに示しているのが今回のじんじょ解体かいたい統合とうごうですね。
 はらみのる会長は学会本部かんかいにおいてこういました。
 「じんの名称を5月3日に『じょせい』と変更し、11月18日にじょと一体化する」ということを発表いたしました。
 これまで学会じん選挙せんきょかつどうでも主体しゅたいとなってかつどうしてきた学会で一番強いしきだった。「選挙せんきょマシーン」とまでわれておったんです。
 しかし、今やそのじんかつどうりょくいちじるしく低下してきたんですね。
 これも、純粋な学会じんから見て「上の学会かん公明党こうめいとうかんはいしてきた」とこういうようなことでもって力が抜けてきてしまったんでしょうね。
 今や学会じんかつどうりょくいちじるしく低下してきた。
 そこで、じんよりさらに無力化しているじょと一体化して、新たにじょせいを作らせるということになった。
 これこそ、学会の衰微の何よりのしるしであります。
 なぜこのように学会は衰退すいたいしてきたのか。
 それは、だい聖人しょうにんさま遺命ゆいめいたる国立こくりつ戒壇かいだんを捨て、あまつさえあろうこと本門ほんもん戒壇かいだんだい本尊ほんぞんさまを捨てたてまつった大謗法です。
 本門ほんもん戒壇かいだんだい本尊ほんぞんさまを捨てたてまつって誰が確信かくしんが持てますか。
 ここに、真面目まじめな学会員は今おかしくなりつつあるんです。
 だから蘇我そがごとくなるべし」おおせのままにいよいよ音を立てて崩れ始めてきたのであります。
 宗門も同じです。学会にへつらってだい聖人しょうにん遺命ゆいめいに背いた罪は重い。
 しかも、今だに宗門は一分いちぶんかいもしてないではないか。
 その上、なお本門ほんもん戒壇かいだんだい本尊ほんぞんさまを営利の具、すなわち金儲けの道具にしている。
 要するに、かいりょう稼ぎに狂奔きょうほんしている。おそれ多いことであります。
 この道心どうしん、今生には必ず餓鬼がきどうに堕ちる事、すなわち「食えなくなる」ということの罰を受けることちがいない。
 だい聖人しょうにんさまは『開目抄かいもくしょう』の末文にこうおおせになっておられる。
 これは、当時の天台宗の学者らがこっ権力者けんりょくしゃへつらって、念仏・真言・禅・律等の邪法に味方したその道心どうしんを御覧になっておられるんですね。

 「こんじょうには餓鬼がきどうし、しょうには阿鼻あびごくまねくべし」

 このおしかりは今の宗門僧侶に当てはまると私はおもっております。
 もし心からのかいがなければ、後生はさておき、今生には必ず餓鬼がきどうに堕すことうたがいない。


令和3年 5月24日 5月度 総幹部会 浅井先生指導


令和3年 5月26日 5月度 男子部班長会 浅井総男子部長指導