MOET&CHANDON Grand Vintage Rose 2008 | 武藤令子オフィシャルブログ Powered by Ameba

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私の永遠のライフワーク、泡探索。
先日の様子を備忘録がわりにメモってみました。
 

シャンパーニュ委員会アカデミー同期の泡友が
なかなかの確率の抽選で手に入れた
Grand Vintage Rose 2008 Tasting DInner
平たく言うと、グランビンテージ ロゼ2008お披露目会


醸造最高責任者(メゾンの味はこの人にかかってるのです)
のブノワ氏とも同席させていただき
常々気になっていた
色々なお話も伺えました。
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どんな時でも最初の乾杯は
お馴染みのノンビンテージのMOET&CHANDON IMPERIALから始まるのだそうで
マグナムでサービスされました。
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どんな年でも同じ味わいになるように
考えられているノンビンテージ。
言わばモエの顔。看板娘女の子なわけです。


次にグランビンテージ2006が。
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2006年はお天気に恵まれて葡萄が豊かに実った年だったそうです。
やはり深みがあって、豊潤さが一気に増します。


そして お披露目、本日の主役グランビンテージロゼ2008 

グランビンテージというのは
葡萄の出来のよい年のみ作られるのです。

ロゼにいたっては、よい黒葡萄(ピノ・ノワール)がとれた年のみなので
必ずしもグランビンテージがある年にロゼがあるとは限らず
この2008年は41番目のビンテージ
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そして、ビンテージも
あらかたの期間は決まってはいますが
甘味を加えるために甘さに応じたリキュールを入れるのですが
その前に、瓶の口にたまった澱の栓を一度抜くデコルジュマンという作業があります。

そのタイミングや出荷の年なども
全てブノワ氏の決断のもとに行われます。


葡萄と語らい何年か先を想像して
決めるのだそうです・・・ロマンです。

そうなんだなぁ、ロマンがあるんだなあと。

なぜに泡に惹かれるのか理由のひとつはそこにあるのかもしれませぬ。

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右側のグランビンテージは2008に続いて1998、そして198810年ごとに遡ってサービスされました。
これらは年間300本のみというコレクション。

1998は後味にブランデーのようなどっしりとした貫禄を感じるような大人の味わい

意外にも1988はまだフレッシュさも感じられて、まだこの先10年先も味わってみたいような
シャンーパーニュでした。


本当に少し時間がたつにつれて香りも変わり魅惑的です。


いいですね。奥深さと味わい。
女性としては こうやって年を重ねて生きたいものだわと思います。
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ついつい…
久しぶりゆっくりテイスティグをして楽しかったもので
長々語ってしまいました。。。

いただいたこのノートに
また出逢ったシャンパーニュを綴っていきたいと思います。
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世界で1秒に一本栓が抜かれているというシャンパーニュ。


スパークリングでリーズナブルで美味しいのも最近はありますが
皆さまも、何人か集まれた時など
是非に、ビンテージなどでなくとも
シャンパーニュを何本か飲み比べてみてください。

比べてみるとそれぞれの個性がよくわかると思います(^o^)


ほんとに・・・最後までよんでいただきありがとうござます。



reiko