2024年3月3日、母ついにグループホームへ。


引っ越し前夜にはこんなLINEが。



この絵文字の泣き顔チョイス…こちらまで悲しくなってしまいました。


そこは引っ張られないように、こちらは終始明るくやろうと、弟たちと話し合いました。


弟夫婦とグループLINEを作り、母からのLINEを共有して、お互いに1人で全てを受け取らないようにしました。


3人で励まし合い、甥姪に、義妹の親友まで助っ人に駆けつけてくれて、母含めて総勢9人でバタバタ。朝9:00に、母の部屋に集合しました。


私はひと足早く、8時くらいに行ってあげようと考えていましたが、遅れて8時半に到着し、何とか母とコーヒー1杯淹れて。バタバタが始まる前に、最後にこの部屋で、しみじみと2人で飲みました。


衣類や寝具のカバーなど生活に必要ないものは、許可が降りた3/1にはグループホームの居室に、すでに運び込んでいました。


2月に、泊まり込んで一度荷造りしたものを、そのまま置いて帰ったら、母が全てまとめた荷物解いて、また片付けてしまったからです。姑で学んでいたのに、私が迂闊でした!


荷造りし直して、すぐに弟の車に積み込みました。


笑顔で。決して怒らない。


自分に言い聞かせながら、作業しましたがつい文句も出ました…。優しい母に対して、ダメ娘です。


当日まで使っている布団(介護ベッドは備え付けあり)と、TVやテレビ台に母お気に入りのチェストと鏡台などの、大物荷物を2台の車でまずは運び込み、母と私と姪で残った荷物の片付け。


一度戻ったメンバーと合流し、全員でがっつりステーキランチをして(弟にご馳走になりました🙏)、再び母を連れて施設へ。


施設組と、片付けのため自宅組に別れ、一旦レストランで解散。


施設組は部屋を整え母を置いてきて、15時過ぎ合流し、17時過ぎまで自宅の片付けを全員で頑張って、あらかた空になりました。


隅から隅まで、きっちり物を収納していた母。出るわ出るわ、大量のモノたち。


アルバムや掛け軸、夥しい量のおしゃれな服や靴やバッグに食器。4人の子供の、幼少期のアルバムや家族写真。


冷蔵庫冷凍庫もぎっしり詰まっていました。


手分けして持ち帰ったり、処分したり。


今、がらんとした部屋に残っているのは、冷蔵庫と食器棚、大きなダンボールに山盛りの食器。ベランダの植木にエアコン。テーブルに椅子2脚。2人掛けソファにローテーブル、そして着物がまたギチギチに入っている桐箪笥。


3月中に片付けて、都営住宅の空きを待機している方々のためにお返ししたい所存です。


私は自宅組で、片付けが忙しく、施設の方や母にちゃんと挨拶できなかったので、翌日有休の月曜日に改めて施設へ。


お土産というのもあれですが、


祖母や伯父叔母が絵を描いていたので、油絵や水墨画の大きな額縁が何枚もしまい込んでありました。


処分する前に撮影して、A4サイズでコラージュ作って持って行ったら、とても喜んでました。ただ、捨ててしまうのは忍びない。


アルバムや壁にかかっていた家族写真も、厳選して撮影し、コラージュにしてファイリングしました。


捨てたくない気持ちはわかるけど、持ち続ける事はできないモノたち。


翌日、翌々日と毎日連絡入れていますが、想定以上に速く馴染んで、もう引っ越し当日夜に電話したら、


「ここは極楽!みんなに感謝します」


と言っていました。スマホは持っています。充電、電話をかけ受ける。LINEの送受信はかろうじてできています。


姑は、もう電話の掛け方も忘れています。TVのリモコンが自分のガラケーと思い込み、電話の掛け方わからなくなったと不穏になります涙



そして、今朝3/8の朝のLINEがこちら。



三食昼寝つきで暇だからと、読書したい気持ちになってます笑  


母の大切な小さな仏壇の中にあったものは、電気で光るろうそくや線香立てに換えて、水だけ上げてお参りしています。


図書館は行かれないけど、いずれ買って持って行くねと言うと、まだ読む本沢山あるから急がないで良いとのこと。


コーヒー好きで、飲みたい時に飲めなくなると言ってましたが、10時と15時にコーヒータイムがあるらしく、十分満足したと言っていて、よかった☕️


今日は、引っ越して5日目の3月8日。ご機嫌に過ごせている母ですが、冬服そんなにいらないと思ったけど、寒いからハイネックのヒー◯テック欲しいと連絡あり、私のものをお裾分けに行きます。


なんと、今朝は雪が降りました。最低気温は、ここ数日軒並みひと桁。


母の自宅へ行く、同じバスに乗り、少し先まで行くと着きます。時間は掛かるようになりましたが、交通費は同じ。


施設着13時目指して、雪が止んでからゆっくり目に出発したらギリギリになってしまい、ランチは帰りでいいかとも思いましたが、


脱水とか低血糖とか、自分が調子悪くなるのも困るので、駅近カフェでしっかり食べてからバスに乗りました。




週1あるいは隔週くらいに顔見に行くのは負担じゃない。生活は、全て施設で見てくれる。


ご飯を作ったり、作り置きも用意したり、薬飲むのを確認して、泊まり込んで話し相手して、一緒に散歩したり買い物行ったり。


できるうちはやってあげたいと思っていたけど、泊まると喘息発作が出るようになった。限界を感じました。私も若くないし、病み上がりです。自分のお世話も結構大変。


「頼りにしてるわよ!」


と、無邪気な笑顔で言われるのが、辛くなった。


実家に泊まり、母の横で様子を見ながら寝る。これができるのは、実娘の私だけです。


姉は腰痛持ちで母と気が合わず、疎遠になっていますし、あとは弟と義妹ですから。こういう時、兄妹がもっと多かったらなと、都合よく考えてしまいます。


末弟はなくなったし、4人姉弟でもこんな展開になるとは。


時が来た事を感じた、2024年でした。



母が大切に育てていた極楽鳥花とも、お別れです。


別れの寂しさを払拭できるほどの、楽しい出逢いが母を待っていると信じて、グループホーム住みの母のサポートを続けます。




病み上がりの話題ですが。2020年7月28日に、くも膜下出血発症し、ワレンベルグ症候群を併発しています。


ありがたいことに、多くの方々に支えられそれらを克服できて、今の私がいます。そのリハビリの記録がこちらにダウン




嚥下障害が起こり、嚥下に関わる筋肉が麻痺したため、口から飲食できない日が続きました。声も、出なくて困りました。  


1ヶ月ちょっと、鼻から管をつけっぱなしで流動食で生きていました。つけながら、口のリハビリはもちろんしていましたが。


食道バルーン拡張法というリハビリを頑張って、現在はほぼ普通に飲食できています。


昨夜の事を記録しておきます。


2024年3月7日夕食時、自分でも原因がわからないのですが、お茶か野菜の惣菜か、誤嚥して激しく咽せました。


何でも食べられるのですが、ムセコミが同年代に比べたら多いと感じています。


咳払いをしてもなかなかスッキリせず、少し息苦しさもあり、さらに声が急に出なくなり焦りました。


左の喉奥には違和感が残り解消しない。このまま声が出ないと、体操の号令係の仕事ができない!


「救急車呼ぶ?!」


息子が心配して言いましたが、呼吸は何とかできるし、それ程重症でもなさそうな。#7119に電話してみました。




対応してくださったナースさんによると、


*呼吸がどんどん苦しくなったら救急車


*水分取りつつ、症状が楽になり眠れるようなら様子見る。違和感強ければ明日耳鼻咽喉科か、かかりつけ医へ


*すぐに発熱したり肺炎が起きたりはしないので、眠れるようなら、ひと晩様子を見ても大丈夫


とアドバイスいただき、安心しました。



ちゃんと眠れて、翌朝は声の出が少し良くなりましたが、違和感はあり。


まだ朝の雪がうっすら積もっていたため車は怖くて、霙まじりの雨の中、歩いて朝1番で近隣の駅近の、耳鼻咽喉科へ向かいました。


花粉症の時期だし混んでいるはず。でも、この天気なら、空いているかも?!


そう考えて向かったのですが、久しぶりに行ったら何と閉院していました。


傘さして、うっすら雪の残る道を駅まで歩いたのに!?


しばらく考えましたが、違和感もなくなってきているし、声も段々出てきたので、帰宅して様子を見ることに。


回復傾向は間違いなさそうなので、三鷹の施設へ向かいました。




そして、現在21時過ぎですが、普通に話せるように。大丈夫そうです!!


ひゅっと誤嚥し、咽せる。これはしょっちゅうなのですが、声が突然出なくなるというのは初めてでした。


ネットで調べたところ、激しく咽せたあと、一時的に声が出なくなる症状は、よく見られるとの事で、本当に驚きました。



今後も姿勢良く、慌てずよく噛んで、誤嚥防止に努めます。喉年齢は80歳近いのではと、想像しています。口腔体操もがんばろう!


落ち着いたら、カラオケも再開したいです。誤嚥防止のためですから笑


ワレンベルグ症候群、なかなか厄介です。嚥下障害の怖さは、身を持って知りました。まだまだ真剣にリハビリ必要です。そのうち、高齢者となりいずれにせよするのだから、もう生活習慣として。


空嚥下なんて、いつでもどこでもできる!


母のグループホーム入所に、3月の雪、咽せて声出なくなり、話題が尽きませんが。


最後は、明るい話題にしたい。


楽しみにしている、アーモンドの開花間近です!今年も会えそう。嬉しいです。


とにかく、母をちゃんと送ってあげようと、改めて決意した2023年年度末。


忙しいながらも、3月は予約済みのミュージカルあり、観たい演劇も2つ。いや3つ!


せめて予約したものだけは行かせてください、神様仏様という気持ちです。生きているだけで、母のお世話ができるだけでも、十分幸せではあるのですが。


母より先に、死なない。1日でも、順番は守りたいです。



感謝力我慢力が、病気をしてから爆上がりしております。このことにも、感謝。





母も自分も家族も、どなた様にも。


素敵な春が来ますように。