読者様及び闘病中の皆様いかがお過ごしでしょうか。梅雨入りし、雨が続き肌寒くなったり。かと思えば、25°超えの夏日もあり。身が持ちません…。
冒頭のご挨拶は、5月梅雨入り前に書いていたので、投稿が6月も半ばになり、書き直しました。
実家に行ったり観劇予定があったりスマホが壊れたりして、遅れに遅れてしまいました。
もとい。健康な人でさえも、気分が悪くなるような低気圧に苦しまれているかもしれません。とにかく今は、そんな時期です。
体調が悪いようには見えない人でも、1人不定愁訴と闘っているかもしれません。顔では笑っていても、です。私もその1人、勤務先のデイサービスでは、元気印の旗頭となっています。
仕事用の顔をしています。でも、仕事だと思って元気にしていると、鬱々していても段々シャキッとしてくるので不思議です。形から入ることは大切だと思います。
でも、もしずっと家にいる生活なら、どうなってしまうのか?
仕事、ありがたいです。でも、無理はしないよう心掛けてはいます。定時になるのをいまかいまかと待ち、速攻退勤。
眩暈が本当に厄介です。とはいえ、寝ていたいとは思いません。横になっていても座っていても眩暈は起こるからです。眩暈のせいにして、動かなければまたその分体力が落ちる。
同じように家事をして仕事もしております。ウォーキングも欠かさずに日々過ごしています。
体力=下肢筋力と言い換えても良いと思います。体力とはつまるところ筋力だし、7割が下肢の筋肉と言われています。
下肢筋力が衰えることで、眩暈やふらつきがひどくなることが身に沁みていますので、とにかくよく足を動かして、筋肉は落としたくないのです。座っていても寝ていても何かしら足を動かしています。
足の裏や足指周りの筋肉も、相変わらず不整地歩きで刺激しています。
23歳の息子は、剣道を長年していたせいか足指が5本良く開いて、小指の下の、足の外側の筋肉がよく発達しています。
私は、この病気になる前から外反母趾がひどくて、練習していましたが足指がなかなか綺麗に開かず。左足の小指も骨折した関係もあり、薬指にくっついたまま。そして、長く動かさなかった左足の小指に続く、足の外側の筋肉がまるでない。
そんな私の目の前で、息子はこれ見よがしに、しゃがんだ姿勢から片足で立ち上がったりして見せます。悔しい笑
せめていつも、足指で床をつかんで歩くように意識しています。外では靴底をつかむような感じで。もちろん背筋を伸ばして顎を引き、腹筋を意識します。そして、足の横幅を広げないように。
高齢者さんが転倒しやすくなるのは、足裏や足指の筋力の衰えも大きく関係しているので、私も強く意識をしています。
さてリハビリインデックスをどのように残そうか悩んでおります。せっかくこのようなカードがあるので、こちらの用紙の画像の区切りで、記していくのはどうかなと。
こちらは、最初にいただいたカードです。
理想は表計算ソフトなどで、時系列順に嚥下と歩行のリハビリを並列させて、追っていかれるようにしたかったのですが。
理想を追って何もしないより、とにかくやってみようという感じです!
上の画像のカードは、カードケースに入れて渡され、最初は車椅子にぶら下げられました。これを確認しながら、スタッフがもの言えぬ患者さんのトイレや食事の介助を間違いなくできるようになっています。
車椅子の次にサークル歩行器。そして杖にぶら下げ最後は首から下げるのかと思っていましたが、それはしなくていいと言われました笑(実際している患者さんはいました)
リハビリ病院に転院してからのカードなので、発症から急性期病院に入院して、転院するまでの記録はざっと書きました、
赤字にした部分は嬉しい特記事項で、赤字だらけにならないよう、厳選しました!
本当に、ご参考までの記録です。入院時の、個人の体力や筋肉量性別年齢、さまざまです。同じ人はいないと言ってもいい。そして、リハビリに対するモチベーションもさまざま。
私はとにかく早く、たっぷり動きたかった派で、落ち込んでいる時間ももったいないと思っていました。
ドクターは、決まったリハビリを全部普通に受ける前提で、見込みを立てるものですが、想定以下の人もいれば想定以上のモチベーションの人もいる。
だから、ドクターが定めたリハビリのゴールは、あくまでも目安なのだと思います。
事実、ドクターやセラピストが早い段階のICのときに、後遺症と廃用症候群の見分けがまだつかないと言っていました。
プロにも、どこまで良くなるのかなんて未知なのだと、その時に思いました。
やるだけやって、だめなら後遺症かとあきらめるときが来るかもしれない。それがをいつどんな風に判断しなければいけないか。それはリハビリをやってみないと誰もわからないのです。
とにかくスタートダッシュは早いほうがいい。風邪や虫歯と同じです。
疲れるから、なるべく動きたくないと話し合っている高齢の患者グループの横を、私は黙って通り過ぎました。
2020年7月28日
朝の頭痛で欠勤、自家用車で受診したあと昼食を取り寝ていた。夕方夫が帰宅して、トイレに行くと言ってベランダに出ようとする異常行動見られ、夫が救急車要請。
30°にジャッキアップしたベッドで仰臥位で流動食導尿カテーテル、心モニターオキシメーターなど取り付けたまま、絶対安静2週間。トイレはおむつ。清拭・着替えもベッド上だけの生活。
横になっても、複視や回転や、急降下するような感覚の眩暈が辛い日々だった。
8月13日
4人部屋へ。車椅子でトイレ、嚥下リハでゼリー開始。立ち上がり立位保持ができない。手すりが離せず、ズボン着脱介助してもらう。
8月18日
平行棒歩行からサークル歩行器練習。100m歩行可能に。
8月19日
ゼリーでむせるが、ムース開始。
ここまでが、急性期病院での記録です。
8月21日
転院。リハビリパンツ→布に。
(8月22日は記述なし)
8月23日
ゼリー嚥下訓練からスタート
ストローで飲むこと。とろみは不要。舌回し他自主トレの説明。
スクワット、ズボン着脱リハ。セラバンドを腰に巻き、片手で上げ下げする。
8月24日
足裏の感覚を、タオルで擦り刺激する。空嚥下を自主トレに追加。
8月25日
声がよく出るようになってきた。
8月26日
スクワット100回。左臀筋の収縮がよくない。
8月27日
明日から車椅子自走してリハ室へ行く。移乗とトイレは必ずナースコール。
8月28日
素足で歩行150m。
8月29日
ST休みで自主トレ顎にボール挟み30秒3回、1分2回
エアロバイク開始、背もたれつきのもの。5分。
8月30日
筋トレとバランスリハ。リハのベッドの周囲を手離しで3周歩く。トイレ日中は自立夜間は要見守りとナースに釘刺される。
8月31日
ほうじ茶をカップから直接飲む、ゼリーを食べるリハ。
20cmの台からの立ち上がり可能となり、機械浴卒業しユニット浴可能になるとのこと。
9月1日
筋トレ、歩行リハ、空の浴槽に出たり入ったりするリハ。OKとのこと。
9月2日
バランステスト、立ち上がり訓練。
9月3日
スイートポテトのムースと水を飲むリハ。
2本杖歩行30m、スクワット50回。
9月4日
午後からVF検査。結果、OKで経口食に。固形物なしの飲み物はフリーとなる。
PTに腰を支えられながらの歩行訓練。
9月5日
昼食から食堂で、ST見守りのもとご飯食べ始める。2分の1量のペーストとろみ食完食、問題なし。栄養ドリンクのアイソカルつき。
水分補給が自分でしっかりできれば鼻のチューブ抜去となる。
PTに後ろから腰を支えられとにかく歩行訓練と筋トレ。
9月6日
メニューはパンでも、まだパン禁でお粥になるとのこと。楽しみにしていたのに残念。
障害物またぎながらの歩行訓練や素足歩行、ベッド上の筋トレ。
9月7日
鼻のチューブ抜去。台風のせいか眩暈がひどい。部屋移動、経管やベッド上オムツ交換の人がいない部屋。夜がとても静かで良く眠れた。
9月8日
眩暈はあれどもしっかりPTのリハビリ3本。
9月9日
筋トレと歩行。手離しで200m。サークル歩行器訓練。
9月10日
初階段リハ。手離し歩行100m。
9月11日
バランス検査と、ユニット入浴訓練。本当の入浴、OT見守りでOK。
9月12日
サークル歩行器にレベルアップ。でもなるべく頼らないで歩く。朝一番のリハは車椅子で行く。朝のふらつき強く、まだ自信がなかった。
9月13日
とにかく独歩、独歩。サークル歩行器使用で、活動量も増えるので期待。
嚥下リハは喉や口回りの筋トレ中心。
9月14日
差し入れの、果物の果肉入りスムージーを飲む見守りしていただきOK。
階段昇降とベッド上体幹筋トレ。膝立ち歩行。OTと洗濯物を干す家事訓練。階段は手すり使用でなんとかできるレベル。
9月15日
歩行時の上半身の動きを細かく見てもらう。ゴムバンドを使用した広背筋のトレーニングを教わり自主トレに加える。2本杖訓練。
9月16日
食道バルーン拡張法開始。ただただ苦しかった。チューブを飲めない。
筋トレ、ストレッチと歩行訓練。
9月17日
杖歩行、バランスボールで体幹強化。
9月18日
はちみつをつけてバルーン2日目、大苦戦の末1回成功。
3日ぶりのセラピストに、独歩が安定していると褒められる。
9月19日
バルーン4日め、3回成功。2.5ccまで。声がはっきり大きくなってきたと言われる。
1本杖歩行、筋トレ。
9月20日
バルーン5日目、3回目が苦戦して1時間で3回飲み込むのがやっと。
PTテストと2本杖歩行と階段昇降。今月いっぱいでお守りに置いてある車椅子を完全オフとのこと。
9月21日
バルーンお休み。
杖歩行を細かくみっちり指導。
9月22日
バルーン6日目。 3回スムーズになる。3ccまで。
エアロバイクの自主トレ許可される。明日から。筋トレ多め。
9月23日
バルーン7日目、4回スムーズで3.5ccまで。
エアロバイクの自主トレ解禁、10分を午前午後に。屋外歩行多め。ほぼ無感覚だった足裏が、床につくとき痺れのような感覚が出てくる。
9月24日
バルーン8日目、4回。3.5cc2回と、3ccを自分で抜く練習スタート。ゴールは3.5ccを自主トレで5回とのこと。
屋外歩行450m、スピード出していく。2本杖歩行も。エアロバイクも10分、リハで3分。
9月25日
昼食から、ペーストとろみ全量でアイソカルなしとなる。ペースト粥全量はきつい。でも残さない。
夜中の眩暈がすごかった。眩暈時にはしっかり目を開けると言われた。
歩行時の、上体の平行移動や足底の使い方を細かく練習。
9月26日
バルーン9日目。スムーズ。10月には刻みとろみ食に変更とのこと。
2本杖かなり安定してきた。来週変更?サークル歩行器もオフとなる日が近い。発症からそろそろ2か月。
9月27日
バルーン10日目、4ccが自分で抜けて、5回目がうまく飲み込めず。
PTと、バランスボールでサッカーのパスのような訓練。ボールが横に行くと足がもつれる感じ。横移動が弱いと指摘される。
9月28日
バルーンお休み。
エアロバイク20分自主トレと、バランス・歩行・ベッド上筋トレ。丁寧。
9月29日
リハ1日3時間じゃ足りない!と不安になる。
朝食後すぐのバルーン、11日目。満腹なので3cc3回で終了。残り時間肩のマッサージをしていただいた。
久しぶりのOTがとても良くなったと褒めてくれた。筋トレ・歩行バランス・ストレッチ。エアロバイク自主トレ20分。
9月30日
バルーン12日目、4.3ccまで6回。最後、自分で水を入れた。
20分エアロバイク自主トレ、エアロバイクは背もたれなしのタイプOKとなる。階段昇降3階まで1往復。これで帰れる。
10月1日
お昼から刻みとろみ食、問題なし!バルーン13日目、4ccスタートで5回。自分で抜くのもスムーズ。背もたれにゆったりともたれて座り、舌を少し出すと良い感じ。
エアロバイク午前20分午後15分。
屋外歩行と、駐車場へ降りる坂道3往復。ベッド上で足90°に曲げて上げながら臍のぞき。30秒~1分キープ。
10月2日
バルーンお休み。
歩行と階段昇降・バランス訓練。片膝立てて、膝立ちの姿勢のまま、立てた膝に両手置いて30秒キープで汗だくになる。
2本杖で病室まで送っていただき、サークル歩行器はオフ。しばらくお守りとしてベッドサイドに。
10月3日
バルーン14日目、4.3~5ccまで5回。チューブを飲むとき上向かず、正面向いて少し舌を出すようにするとスムーズ。
屋外歩行・エアロバイク15分。
10月4日
バルーン15日目、5㏄5回。最後自分でチューブ挿入し、最終的に自主トレの形になる。
自主トレの筋トレ・エアロバイク午前15分午後40分。午後PTと筋トレ・スロープ歩行・不整地歩行。
10月5日
バルーン16日目。順調。
午後OTと指のトレーニング・PTとバランスボール・ストレッチポール・独歩200m。
10月6日
バルーン17日目。5.8ccまで4回。1回の嚥下量検査。18cc。少しだけ少なめとのこと。
OT肩周りのインナーマッスル筋トレ、PT独歩。復職や通勤のための自転車や配膳などの訓練開始するとのこと。
10月7日
バルーン休み。
PTと独歩。6分で800m歩行可能なので、転倒リスクはかなり低くなったとのこと。階段昇降手すりなしでできるようになった。
10月8日
バルーン18日目。6.3ccまで成功。5回スムーズに実施。嚥下量検査で15㏄超えたのでストローオフ。カップやペットボトルから直に飲めるように。ストローとは約2か月半のお付き合いだった。
PTとは独歩訓練。屋外と室内。1km以上は歩いている。午前午後エアロバイク30分ずつ自主トレ。
10月9日
バルーン19日目。5.2~6.4cc2回目から自分で挿入して5回。完全に自主トレとなる。
PTバランステスト、継足と片足立ちがまるでダメ。エアロバイク10分。
10月11日
バルーン20日目6ccから5回。自分でやる挿入もスムーズに。
PTバランスボールでキャッチボール、ゴムバンドを使った臀筋の筋トレ、OTとは階段昇降3階まで1.5往復。午前午後合計エアロバイク45分。
10月12日
バルーン21日目。シリンジを手元に置き、取るところから完全自主トレ方式で実施。6.4cc~スムーズに5回。
OTと筋トレのあと、階段3階まで1.5往復。PTと独歩訓練。
10月13日
自主トレの筋トレ・エアロバイク30分のあとバルーン22日目。6.4cc~5回。自分でやるスタイル、スムーズに終了。
午後からPTと独歩訓練、継足。継足10秒できた。
10月14日
バルーン休み。自主トレの筋トレとエアロバイク25分。PTとビデオ撮影。午後エアロバイク25分と腹筋自主トレ。PTと独歩。1人でできることはどんどんやっておく。リハの時間はPTなしではできないこと中心に。
10月15日
バルーン23日目。6.4~6.7ccを5回。ST見守りのもと自分で5回。いたってスムーズ。今日から、食形態アップ。とろみなしの刻み食となる。お茶についていたストローもオフ。
左足の痺れと痛みがひどくてエアロバイク2日間休むようにPTから指示あり。オーバートレーニングらしい。午後からOTと上肢機能検査。向上している。階段昇降とスクワット。
10月16日
バルーン休み。エアロバイクも休む。今日午後からついに杖もオフ。夜間早朝はできたら使う。午後からついに手ぶらに。嬉しい。バランス訓練眩暈体操多めに。つま先立ちでバランスとる。バレエ教室を思い出す。とても歩きやすくなった。
10月17日
バルーン24回目。6cc~自主トレ形式5回。
朝から寒くて大雨でも眩暈もなく、片足立ち20秒できた。良くなっているとわかる。自信がつく。エアロバイク自主トレ再開、トータル45分。
10月18日
バルーン25日目、シリンジ大きい物に替えた。7.4ccまで。1回目が辛くてあとはスムーズだった。
PTとバランス訓練・階段昇降・筋トレ。自主トレで体幹筋トレとエアロバイク15分。
10月19日
バルーン26日目、いきなり8cc間違えたとSTは言っていたが自信に笑
PTストレッチや歩行訓練、階段昇降。3階まで手すり使わず1足1段、ふらつかないように。
10月20日
バルーン27日目。順調に実施。次回STお休みの時には自主トレをすることに。
PT屋外歩行。エアロバイク15分。
10月21日
バルーン自主トレで28日目。順調。3回。
PTとはバランス・膝歩き・階段昇降・屋外歩行。足の使い方を細かく見てもらう。
10月22日
バルーン自主トレで29日目。自主トレエアロバイク合計70分。
歩行時足が開くのは、まっすぐに踵からつま先に体重移動すると痺れが走り、それを無意識に避けていることがわかった。ちゃんと痺れるように歩けなくてはいけない。
10月23日
STとバルーン30日目。来週から刻み食からひと口大に。外出訓練に向けて訓練していく。
久しぶりに当たったPTが片足バランスがとても良くなっていると言われる。靴を立ったまま着脱する練習をしてくれた。
10月24日
バルーン31日目。9ccまで。ゴールは8ccと聞かされ嬉しい。ついに維持期ということでSTは週1にして、その分PTを増やしていく。26日からひと口大に変わりパンもOKとなる。
PTと屋内で歩行訓練のあと屋外歩行・バランス訓練・患側の左上下肢に対して温冷刺激と、盛沢山。
10月25日
バルーンお休み、快晴でPTと1日屋外歩行。
10月26日
バルーン32日目。8cc5回スムーズ。昼食から、刻み食に変わりひと口大食スタート。だいぶ食事らしい!30分STに見守られ完食、問題なし。OTと階段昇降、バランス訓練。自主トレエアロバイク30分。
PTと初ランニング!以外といける。
10月27日
バルーン自主トレで33日目。
PTOTと、バランス・階段昇降・筋トレ・眩暈体操・外でランニング。階段で3階の病棟まで必ず送ってもらい流れになっている。エアロバイク自主トレ午後のみ25分。
10月28日
バルーン34日目、STと8ccを5回。
PTめまい体操(ベッドに座り頭を下げ回す。左右5回ずつ。そのあとすぐ立ち上がり、5m離れた点滴台に輪投げをかけ戻る。)、筋トレ、小走り。初縄跳び、5回。
10月29日
バルーン自主トレ35日目。7cc3回。
PTOTと、筋トレ・バランス訓練・階段昇降。エアロバイク自主トレAM20分PM30分。
10月30日
STとバルーン36日目。10ccや10.2cc、もう驚かない。STとするときは10cc当たり前になった。
PT片足立ち特訓・外を軽くランニングや歩行。エアロバイク自主トレ午前午後各30分。
10月31日
バルーン37日目STと10cc何回か。
PT片足飛び・ジャンプ・縄跳び。ランニングや8の字歩きに階段昇降。汗びっしょりになる。PTとお尻歩き競争で勝つ。
エアロバイク午前20分午後30分。
11月1日
バルーン自主トレで38日目。8cc3回。
PTOTと階段昇降3階まで3往復、屋外歩行。担当PTと1.3km女性PTと1kmくらい歩いた。筋トレ休む。エアロバイク午前午後20分ずつ。
11月2日
バルーンSTと39日目。たぶん10cc何回か。
PTと縄跳び26回跳べた。ラダーロープ使った下肢トレ、階段昇降。ブロック注射とリモート面会で、エアロバイクはお休み。
11月3日
11月3日にもらった最後のカード。歩行時、もう何もいりませんという証明書。首から下げる必要もなしとのこと笑。
バルーン記録なし、40日目。
PT片足立ち測定右足1分9秒、左足10秒以下。キャスターのついた丸い板に片足乗せて、動かないようにレンジ。まっすぐ足を下して床に対して垂直に重心を乗せないと板が動き危険なリハビリ。大汗。他体幹筋トレ・屋外歩行・階段昇降・ランニング・ジャンプ、めまい体操。片足を台に乗せて、重りを持って振る。
11月4日
バルーン自主トレで41日目。
PTと筋トレ・屋外歩行・昨日の続きの重心訓練・階段昇降。
エアロバイク午前のみ25分。3kmは歩いたので午後は休む。
11月5日
バルーンSTと42日目。バルーンカテーテルを新品に変えたら硬い!6.5、7、7、7、8ccの5回。
PTと屋外歩行・ランニングと重心訓練。エアロバイク午前15分午後35分。1分間負荷上げて立ちこぎ、そのあと中~強の負荷で。
11月6日
バルーン43日目。自主トレで6.5cc×1回、7cc×2回。
PTOTラダー・ランニングと歩行・600mをインターバル形式で3周。ジャンプ100回。
11月7日
初外出訓練
11月8日
バルーンSTと。44日目。
PTと歩行時の左の蹴り出し特訓。
念のためエアロバイクは休み。
11月9日
バルーン自主トレ45日目。
屋外歩行中心に。
11月10日
バルーン自主トレで46日目。
OTPTと筋トレ・屋外歩行・階段昇降4階まで5往復。ケンケン(片足ジャンプ)。
11月11日
バルーン自主トレ。47日目。
PTとストレッチ・筋トレ・床雑巾がけ・階段4キロのリュック背負って3階まで2往復。
エアロバイク午前30分午後25分。
11月12日
バルーン自主トレ。48日目。
PTと床雑巾がけ・縄跳び・外で自転車の通勤訓練。
11月13日
バルーン自主トレ。49日目。
PTと床雑巾がけ、しゃがんで移動、屋外歩行でフォーム修正。足裏のアーチの使い方を確認。午後のみエアロバイク20分。
11月14日
バルーン自主トレ。50日目。
エアロバイク午前30分。
PTと歩行フォーム確認。患側左足のけり出しを細かくチェック。
11月15日
バルーン自主トレ。51日目。
午前午後エアロバイク各20分ずつ。
PTと筋トレ・階段昇降・自転車訓練。
11月16日
バルーン自主トレ。52日目。
エアロバイク午前30分。
PTとストレッチ・屋外歩行・階段昇降・自転車訓練。
11月17日
バルーン自主トレ。53日目。
PTと床雑巾がけ・バランス訓練・屋外歩行・筋トレ・プランク勝負。
11月18日
昼食から常食に。バルーン自主トレ。54日目。
PTと左足の踏み込み訓練。ボールを使ったバランス訓練。立ったまま靴の脱ぎ履きが楽になった。
11月19日
バルーン自主トレ。55日目。
OTPTと筋トレ・歩行フォーム修正。午前午後エアロバイク各30分。
11月20日
バルーン自主トレ56日目。
OTPTと筋トレ・歩行・自転車訓練。
11月21日~22日
初外泊訓練。
11月23日
バルーン自主トレ。57日目。
停電のためリハ室使えず。病室前の廊下で筋トレとバランス訓練。
11月24日
バルーン自主トレ58日目。
PTと筋トレ・屋外歩行。エアロバイク午後30分。
11月25日
バルーン自主トレ59日目。
エアロバイク午前20分。
OTPTと体幹強化筋トレ・足指の使い方訓練。筋肉量測定。
11月26日
バルーン自主トレ60日目。
エアロバイク午前15分。OTと調理自習、ガパオライス作る。
午後PTと筋トレ・ストレッチ・歩行訓練。
11月27日
バルーン自主トレ、61日目。
PTと筋トレ・屋外歩行・階段昇降。
11月28日
バルーン自主トレ。62日目。最終STとナッツ嚥下訓練合格。
PTとバランス訓練・左臀筋の使い方チェック。ストレッチポール・バランスボール投げ、四つ這いなど盛り沢山。
11月29日
バルーン自主トレ。63日目。
PTと筋トレ・ストレッチ・屋外歩行・ゴルフクラブを降るバランス訓練。
11月30日
バルーン自主トレ64日目。
OTPTと四股踏み・横またぎ・筋トレ・屋外歩行1時間。
エアロバイク10分高強度1分を2回挟む。
12月1日
バルーン自主トレ。65日目。
OTと筋トレ・屋外歩行・ボディブレード・床雑巾がけ。
12月2日
バルーン自主トレ。66日目。
PTとバランスボール・高速歩行。エアロバイク40分。
12月3日
バルーン自主トレ67日目。
エアロバイク午前20分午後30分。
PTと自転車訓練最終回。他、筋トレ・階段昇降。
12月4日
バルーン自主トレ、68日目。
PTと筋トレ・屋外歩行。
12月5日~6日
息子の誕生日のため臨時外泊
12月7日
バルーン自主トレ、69日目。
エアロバイク午前午後30分ずつ。
PTとレンジ・体幹筋トレ・屋外歩行・階段4回まで4往復。デイサービス風の体操を20分食堂で実施する、職場復帰訓練。
12月8日
バルーン自主トレ、70日目。
PTと階段昇降、1段抜かし。屋外歩行1万歩くらい。
12月9日
バルーン自主トレと急遽STとお餅嚥下のため大福で訓練。合格。
OTPTと筋トレ・屋外歩行・レンジ・大股歩き・階段昇降。
12月10日
バルーン自主トレ、71日目。筋肉量測定、少しだけアップ。
PTとプランク・屋外歩行・バランス訓練・歩行フォームチェック。
エアロバイクもほぼ1時間。
12月11日
バルーン自主トレ、72日目。最終。
PTに入院時の歩行状態の動画見せてもらって驚く。残っていた10m歩行立ち上がりコーン回って座るテスト、合格。屋外歩行・筋トレ・階段昇降。借りていた重りやボール返却。
12月12日
午前中2本リハの予定が1本に。最終リハ、PTが親切にマッサージ。軽い筋トレ・屋外歩行。
以上です。リハビリメモをしっかり2回読み返し、もう振り返りはこれで終わりにしようと、前向いて次のステージ目指そうと心から思いました。
表にして、時間軸を作り、ST・OT・PTと横並びに書いたりしたらわかりやすいかななどと構想はしていたのですが、結局こんな読みづらい感じですみません。
赤字は、私的に大きなエピソードなのですが、もし気になる項目があったら、記事一覧から該当の日付の記録を見ていただけたらと思います。
記述なくても、毎朝起床時には洗面や着替えを終えたら、左足膝下を丹念にタオルでこする。顔や手もこすり、そのタオルで上肢のストレッチ。
足首を回し、足指や足裏をよく揉んだら叩いたりしたら、再び横になりゴムバンドや足首に重りを巻いて、腹筋や下半身の筋トレをするのがルーティンでした。起きてから朝食までの時間が結構空いているので、ここで一通りしました。
担当ではない若いPTさんに、まず患者の身体を知り、動きやすくするためにベッド上でマッサージやストレッチ20分、次にベッドやマット上の筋トレなど20分、最後に歩行訓練20分と言われました。
ストレッチと筋トレは部屋でやってくるから、1人ではできない歩行訓練60分してくれと頼んだらダメと。
担当者はわかっているからいいが、たまに入るセラピストは直近の様子がわからないからと言われました。
そんなのは、口頭で聞いてくれたら良いと思いました。早く元気になってちゃんと歩けるようになりたくて、焦っていました。前半は、少しイライラしていたかもしれません。
食事の前には、必ず口腔体操自主トレしていました。配膳されるまで、ぼーっと待っている時間がもったいないと思いました。
本を読んだりクロスワードやったりもしましたが、うつむいている頭位が辛く、窓の外の景色を眺めながら頬を膨らませたり凹ませたり、舌回しをしたりが常となりました。
食事介助が必要な第一食堂と私が勝手に呼んでいた食堂には、食事の15分以上前から誘導されます。そのため、嚥下リハの自主トレ時間がたっぷりありました。
TVがついていましたが、観ている(観る事ができる)レベルの患者は少なかったのではと思います。
細かい自主トレを含めたら、このリハビリインデックス以上の活動量が確保できています。消灯時間までは何かしら活動していました。
配信で演劇やライブを観て感動するのも、脳のためによかったと思います。クロスワードを解いたり、般若心経のペン字や塗り絵も、指の筋トレと思ってしていました。
ダラダラと横にならない。リハビリ病院に、寝に来たんじゃない。
そんな風に思っていました。
私事ですが。
昨日、2022年6月9日のことです。10代の頃から家族のようなお付き合いをしていた方が、脳出血で緊急入院されました。手術もできないほどの出血で予後が非常に心配される状況です。
実家近くで飲食店をされているので、お会いしたいと思えどもなかなか機会が作れず。いつかいつかと思っているところに、衝撃を受けました。
食べたいと思うものはしっかり味わい、行きたいと思ったら早めに行って、会いたいと思った人には会っておきたい。そう思っていたのに。
いずれは彼岸で会えるのかもしれませんが。
とてもとても、悔やんでいます。
できたら再び此岸で、再会が叶うことをひたすら願っています。
脳卒中は恐ろしい。いつの間にか仕掛けられた時限爆弾のようです。
でも、爆弾を仕掛けたのは誰?と考えると、紛れもなく自分なのです。
無自覚かつ無意識のうちに、時限爆弾製造中の方が大勢いる。10人に1人が脳卒中になる時代。以下は、最新2017年までの統計のリンクです。
爆弾を製造するには、多くの糖や動物性脂肪が原料です。特にたんぱく質と糖の混ざった食品のコゲが、AGE(終末糖化産物)と呼ばれ、もってこいの原料。
そこに野菜不足に運動不足、さらにストレスや睡眠不足が加わると、立派な時限爆弾が誰でも作れます。
20代、30代でも作れます。ここで言う時限爆弾とは、動脈硬化。
どっちに転んでも覚悟がいると思います。何故なら、命拾いをしてもリハビリは続くしどんな障害が残るかわからないから。
私は障害とともに生きる覚悟を決めた。病気をしてからの色々な方との出会いが本当に楽しいし、愛おしい。
でも、生きると意思決定ができないまま命拾いする場合もある。大きな後遺症とともに、家族や介護サービスを使って、何とか生きている状況の方も多い現実もあります。
高次脳機能障害や嚥下・言語障害・失語・構音障害などがあると意志の伝達も難しく、介護にも苦労があります。
その上、易怒性や記憶障害など、認知症にも似た後遺症が強く出たら。
もちろん、本人の辛さは到底計り知れませんが、ご家族の辛さもいかばかりか。高次脳機能障害のために、温厚な性格の方が、怒りっぽくなり言動が暴力的になったりすることもあります。
一見わかりにくい、でも介護者にとってはとても深刻な後遺症が出たら。
すぐ病院に行かれたら助かるかもしれないけれど、元通りの、その人自身の脳と身体に戻れるかどうかは神仏の領域です。
私も、すっかり元通りではありませんが、ここまで戻れたら贅沢は言えないと思います。
それでも、まだ伸び代はあると思うので諦めてはいません。
生きていられるなら。まだこの世に置いてもらえるなら。世のため人のため、私にしかできない、人助けになることをできるうちにしようと、悩んだ末始めた闘病日記。
一旦これで区切ります。
これからは、普通のタイトルで、でも隠すこともないし、書きたいと思うことを好きに綴っていきたいと思います。この記事だけリンクを貼り、くも膜下出血タグはつけていこうと思います。
拙い記録ではありますが、もしいらっしゃるなら、お待ちいただいた方は大変お待たせいたしました。
お役に立てることと、ご快癒を心から祈りつつ。
最後に、最終ICでいただいたリハビリ記録を貼ります。
生涯で一番嬉しい成績表です。