ビンテージギターという夢 | ★

    

現在所有しているギターは4本(他にもあるけど)
・2009年 fender ストラト
・2015年 GIBSON レスポール
・2018年 グレッチ 1962-HT
・1991年 PRS CE-24
メインはこの4本です。

PRSが一番年上ですが、この中で所有歴が長いのはストラトです。

さて、細かいスペックなどは書きませんが、あえて製造年を書きました。
一番新しいのがグレッチ、一番古いのがPRS。

こないだの雨が続いたときにちょっとこの差が出たかなと思う事があったのです。
グレッチはめっちゃ逆反り、ストラトとPRSはほぼまっすぐ。
レスポールはちょっとだけ逆反り。

完成してからの年数が出たのか…それとも個体差か、わかりませんが湿度に対するネックの動きを見るとやはり古いもののほうが動かない気がしました。

それとPRSは前にブログに書きましたが、全部バラして組み上げるというかなり大掛かりなオーバーホールをしました。
で、これは持論なのですが、やはり組み上げたばかりの時と少しなじんでから(時間が経ってから)では音の出方が違うなと。

これは否定ではないです。ので気を悪くする方がいたらごめんなさい。
自分の中での過去所有も含めたPRSの一番はローズネックのPRSでした。
まぁかっこいいこと。
ホントかっこいいんです。

でも感覚的になのか(もしかしたら今は違う風に感じるかもしれませんが…)
どうしてもビンテージ系のアンプやエフェクターとの相性が悪い気がしました。

例えば、チャンプとTS-9を繋いでストラトとPRSを比べると、どうしてもストラトのほうがいい音に聞こえるというか…。
しかしレクチとかに繋いだらPRSのほうがいい音がする。
そんな感じの感覚。というか自分の弾いた感想。

で、さっきの話に戻って、オーバーホールからある程度弾きこんで、弦を一回交換するくらいまで弾きこんで…
それでチャンプにTS-9を繋いで弾いたところ…

ムチャクチャいい音なのです。

ここまでいい音になるとは。
ちょっとびっくりです。
これでネックが太かったらなぁ・・・とかもあまり思わなくなりました。
だってもしかしたらこのネックの薄さがこの音を作っているかもしれないですし。
太かったらもっとがっつんした音かもしれないですしね。
そう思うとこのギターちょっと手放せなくなったかもしれません。

さて、なぜこんなことを書いたかというと、タイトル通り…

「ビンテージに夢を見ている」からです。

どうしても欲しいんです。
でももう本当に高くて買えない。

そんな中、前にも書きましたが、創立6年目のPRSは年代的にはまだまだビンテージとは呼べませんが、創作意欲の気持ちでいったらビンテージなのかなー・・・とかいう強引な考えw
とここまでは言いませんが、でも明らかに最近のPRSとは音が違うんですよね。
まぁ、とにかく気に入ってよかったんですが…。

こういうのを実感してしまうとどうしてもfenderやgibsonのビンテージ。
できれば50年代かfenderなら60年代までを触りたくなります。
というかもう喉から手が出るほど欲しいw

しかし近年の値上がりの仕方・・・ちょっと異常じゃないですかね…。
もうホント手が出ないです。

そんな中、昨日おとといとちょっと気になるビンテージが出てまして、今の手持ちを手放せばギリ届くかなぁとか考えたりするんですが、やはり今の手持ちを手放す勇気がない。
エフェクターだけ手放して買えるなら買っちゃうんだけど、さすがにそれでは足りないですね。

でももしそれを買ったらどう思うんだろうなぁ?
そんな気持ちで心がいっぱいなのです。
PRSでここまでいいって思っちゃってるんだから、生音が乾いてパリーンと出る音聞いちゃったら何て思うんだろう。
そう思うと試奏だけでもいいからすればいいんだけど、下手に変えそうな気もしちゃうから買う気になったら怖いし。

あとね、やっぱりこの時代、出てくるビンテージのギターってやっぱりどこかダメなものが多いと思うんですよ。
いいものはもう手放さないだろうし、あっても手が届かない金額だし。
だから今出てくる個体はちょっと注意が必要な気がするんです。
だからじっくりいかないとダメなのに、きっと試奏なんてしたら思わず勢いで買ってしまうような気もするし。

実に難しいなぁって思います。

ホントよく考えないと・・・
そう思うと本当に「夢に出てくる」ビンテージギターって感じなんですよね。

いつかは手にしてみたいものです。



それでわ。