偏食の克服が見えてきた!《3歳8か月》 | 息子の成長日記☆発達障害改善中!

息子の成長日記☆発達障害改善中!

息子は2歳半で「自閉症スペクトラム(ASD)の疑い」と言われました。親目線で見るとADHDの傾向もあります。
そこから療育をスタートさせ、ABA、身体からのアプローチ、感覚統合、栄養療法など様々な方法を実践してきました。
息子の成長を記録する日記です。

少しずつ成長を見せてくれているうちの息子ですが、頑強に残っている課題が

かなりの偏食でした。


食べられるものと言えば、
・ごはん(白米)
・パン
・ラーメン
・フライドポテト
・イチゴ、リンゴ、バナナ
・(ごはんと一緒に食べる)しらす
・(おにぎりに入っている)鮭
・チーズやヨーグルトの乳製品
・唐揚げ(だいぶ後になって食べられるように)
・ごくたまに気が向けば納豆や味噌汁の豆腐

こんなところでした。少なっポーン
肉と野菜はほぼ食べませんでした。


最近は私もちょっとあきらめぎみで、新しい食材を試すこともせず、上に書いた品目をローテーションで食べさせる感じでした。

外食先で食べられるものがないときは、白米だけ食べていたことも結構あります滝汗
白米が好きなのは救いでしたが、、、


数日前、例によって夕御飯を作るのが面倒になり、近所にあるトンカツ屋さんのお弁当を買ってきました。

息子にはごはんをあげて、あとはチーズと果物をあげればいいかなあーーーくらいに思っていましたが、

ふと、このヒレカツを食べさせてみようかなと思いました。

フライドポテトや唐揚げは好きなので、揚げ物だったらハードルが下がるかも!?と思ったのです。


少し小さめにカツをカットしてお皿に並べ、

私 :食べてみる?
息子:食べない!
私 :(だよね)


普段ならここであきらめるのですが、ふと思いつき、

私 :食べたら「ナッツさん」が見れるよウインク

と言ってみました。

ナッツさんというのは、こどもチャレンジの付録のDVD(7月号)のことで、息子が偏愛しているものです。

しつこく何度も見せろとせがんできて、要求を聞くとそればかりになってしまうので、最近は見せないでいました。


私の言葉を聞いた息子は、、、


目がキラーンキラキラおねがいキラキラ


迷わずヒレカツを口に入れました。


ウソー!?びっくり
ビックリなんだけど!


食べる様子を見ていたら、最初は目に涙をためてオエッゲローとする感じで、かわいそうなことしちゃったなと思ったのですが

やがてみるみる表情が変わり、笑顔でモリモリと食べ始めましたもぐもぐもぐもぐもぐもぐ


ビックリした私はさらにヒレカツを小さくカットして見せ、もっと食べる?と聞いたところ、

食べる!!と息子。


意外な展開に私のほうがドギマギしてしまいました。
結局、かなりの量のヒレカツを食べ終えました。


美味しい?と聞いたら、

美味しいーーーラブ


だって。
いやいやスゴいなあ!

もちろん、食べ終わったらすぐに「ナッツさん」を見せましたよデレデレ


これで味をしめた私ですグラサン


次の日からは、ほぼ同じ方法で、お味噌汁、ウインナー、カレー、肉じゃがを食べさせましたラブ

「これ食べたら何が見れるの?」と毎回聞かれますが笑い泣き
当面は仕方ない!と割りきっています。


大好きなDVDという強烈な強化子があったから食べられたと思いますが、もうひとつ感じたのは、


知らないうちに、味覚(あるいは触覚)の過敏さがゆるんでいたのかもしれないな、ということです。

感覚過敏へのアプローチも日々行っているのですが、この件についてはまた別に書きますね。


息子が食べてくれるなら、母はお料理もがんばるよーーーニコニコ


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