かなりの偏食でした。
食べられるものと言えば、
・ごはん(白米)
・パン
・ラーメン
・フライドポテト
・イチゴ、リンゴ、バナナ
・(ごはんと一緒に食べる)しらす
・(おにぎりに入っている)鮭
・チーズやヨーグルトの乳製品
・唐揚げ(だいぶ後になって食べられるように)
・ごくたまに気が向けば納豆や味噌汁の豆腐
こんなところでした。少なっ
肉と野菜はほぼ食べませんでした。
最近は私もちょっとあきらめぎみで、新しい食材を試すこともせず、上に書いた品目をローテーションで食べさせる感じでした。
外食先で食べられるものがないときは、白米だけ食べていたことも結構あります
白米が好きなのは救いでしたが、、、
数日前、例によって夕御飯を作るのが面倒になり、近所にあるトンカツ屋さんのお弁当を買ってきました。
息子にはごはんをあげて、あとはチーズと果物をあげればいいかなあーーーくらいに思っていましたが、
ふと、このヒレカツを食べさせてみようかなと思いました。
フライドポテトや唐揚げは好きなので、揚げ物だったらハードルが下がるかもと思ったのです。
少し小さめにカツをカットしてお皿に並べ、
私 :食べてみる?
息子:食べない!
私 :(だよね)
普段ならここであきらめるのですが、ふと思いつき、
私 :食べたら「ナッツさん」が見れるよ
と言ってみました。
ナッツさんというのは、こどもチャレンジの付録のDVD(7月号)のことで、息子が偏愛しているものです。
しつこく何度も見せろとせがんできて、要求を聞くとそればかりになってしまうので、最近は見せないでいました。
私の言葉を聞いた息子は、、、
目がキラーン
迷わずヒレカツを口に入れました。
ウソー!?
ビックリなんだけど!
食べる様子を見ていたら、最初は目に涙をためてオエッとする感じで、かわいそうなことしちゃったなと思ったのですが
やがてみるみる表情が変わり、笑顔でモリモリと食べ始めました
ビックリした私はさらにヒレカツを小さくカットして見せ、もっと食べる?と聞いたところ、
食べる!!と息子。
意外な展開に私のほうがドギマギしてしまいました。
結局、かなりの量のヒレカツを食べ終えました。
美味しい?と聞いたら、
美味しいーーー
だって。
いやいやスゴいなあ!
もちろん、食べ終わったらすぐに「ナッツさん」を見せましたよ
これで味をしめた私です
次の日からは、ほぼ同じ方法で、お味噌汁、ウインナー、カレー、肉じゃがを食べさせました
「これ食べたら何が見れるの?」と毎回聞かれますが
当面は仕方ない!と割りきっています。
大好きなDVDという強烈な強化子があったから食べられたと思いますが、もうひとつ感じたのは、
知らないうちに、味覚(あるいは触覚)の過敏さがゆるんでいたのかもしれないな、ということです。
感覚過敏へのアプローチも日々行っているのですが、この件についてはまた別に書きますね。
息子が食べてくれるなら、母はお料理もがんばるよーーー