おっさんのブログに( ´∀`)ゞ イラッシャーイ
最近のプラモデルは
昭和の物と違って
ほとんど接着剤を使用しなくても
しっかり組む事が出来る
スナップフィット方式なんですが、
ミリタリー物のプラモや
一部のスナップフィット方式プラモ、
合わせ目消しをするには
接着剤は必要となる訳でして。
で、使用しているうちにどうしても
成分のひとつである有機溶剤が揮発して
買った時よりも粘度が上がってしまいます。
粘度が上がってしまうと、
ある程度ぬぐって塗っても
厚ぼったくなったりして
使いにくくなるので
これを解決するには
粘度を下げてやる必要があります。
方法は幾つかあって、
まずひとつめは、
油性塗料用のうすめ液で薄める方法。
有機溶剤が揮発して粘度が上がるので、
失った分を補えば、
自ずと元の粘度に戻るって寸法です。
出来ればスポイトなどで入れる量を加減しつつ
入れた方が確実なんですが、
慣れた人であれば、ある程度目分量でもOK。
ただ、
入れた瞬間は
瓶表面が乳白化するので、
ビックリしちゃうかも。
乳白化しても、少し時間を置けば
馴染んで元の透明に戻るので
ご安心召されよ。
あとは瓶を振りつつ
全体を馴染ませながら様子を見て
お好みの粘度まで調整すればOK。
くれぐれも薄め過ぎにはご用心。
って感じ。
もうひとつの方法は、
同じプラモ用接着剤の
流し込みタイプで薄める方法。
通常のプラモ用接着剤が
白またはオレンジの蓋(ふた)に対して、
流し込みタイプは緑色の蓋でして、
使い方は、
あらかじめ組んだ
パーツ同士の合わせ目に
専用筆に含ませた接着剤を
文字通り流し込む事で接着するもの。
主にプラモの細かい部分に使用しまして
おっさんのブログで言うと、
戦艦大和を作った際に使用しておりました。
流し込みタイプは
通常のプラモ用接着剤を薄めたものなので、
粘度が上がってしまった
プラモ用接着剤のうすめ液として
適しているのは
言うまでも御座いません。
うすめ液だと
油性塗料を使用している人以外では
その後の用途に困っちゃいますが
流し込みタイプの接着剤なら
使う機会はそこそこありますのでね。
今となっては
接着剤の粘度が上がった場合、
流し込みタイプの接着剤を買って来るかして
それで粘度を下げるのが主流な様です。
こちらの場合、
ある程度馴染むまでは接着剤の中に
モヤっとしたものが現れますが、
少し時間を置いて、
瓶を振って馴染ませると
気にならない程度まで
モヤっとしたものは消えますので
こちらもご心配召さるな。
実際は、さっさと新しい接着剤買って、
同じ接着剤同士で薄めちゃう
ってのがいいんでしょうケドね。
ほな、またねー。