おっさんのブログに( ´∀`)ゞ イラッシャーイ
本日は3月3日。
耳の日でもありますが、
女の子にはお待ちかねの
男子禁制(?)イベント、
桃の節句。
ひな祭りに御座いますよ?
ひな祭りの時期が近くなると、
あるアニメの最終話を
思い出すので御座います。
そのアニメとは、
おジャ魔女どれみ ナ・イ・ショ
第13話
『時をかけるお雛様 ~どれみのナイショ~』
知らない人に説明しますと、
『おジャ魔女どれみ』とは
東映アニメーション作品の一つ。
1999年~2001年に放映されたアニメで
第1期~第4期までの長期作品。
大まかなストーリーは
ひょんな事から魔女のマジョリカを
魔女を見抜き指摘した事で
「魔女ガエル」と化した為、
元の姿に戻す為に魔女見習いとなった
小学3年生の主人公で、
自称:『世界一不幸な美少女』の
春風どれみを中心に
物語は進んでいく。
※掲載している関連画像は全部「拾い」です。
ほぼリアルタイムで物語は進んでいき
どれみ達が
小学校を卒業するまでのお話になる。
単なる魔女っ子アニメとは違って、
ヒューマンドラマを取り入れているので
魔法を捨てた魔女がいたり
どれみ自身も
「好きな男の子に告白する勇気」を
魔法で得る為に
魔女を志していたり
また怪我や病気を治す、
亡くなったものを
生き返らせる事は出来ない等
魔法が決して万能では無い部分も
しっかり描いている。
さて、この
おジャ魔女どれみ ナ・イ・ショ
ですが
作品自体は
2004年製作のOVA
(オリジナル・ビデオ・アニメーション)。
時間軸的には、
第3期の小学5年生の時に
本編とは別の日に起きた出来事
つまり、番外編扱いとなります。
OVAなので、
視聴者が限られる点を踏まえてか
地上波ではある意味禁じ手となる
「人の老いや死」を扱った回もあるので
賛否あるらしいが
おっさんは好きです。
さて、13話ですが、
最終話となりまして
謎の少女、ふぁみが
どれみに会う為に
(今で言う)ストーカーまがいな
試行錯誤する所から始まります。
色々あって無事出会うワケですが、
共通点もあって意気投合し
そのままのノリで、
春風家へお邪魔する事に。
やたら畏まるふぁみであったが、
その日の春風家は
『お雛様を飾る大切な日』で
さっさとお雛様を飾る
どれみのお父さんと妹のぽっぷに
驚愕し、憤慨するどれみ。
フィニッシュのお雛様を飾る所で、
どちらが飾るかで
お雛様争奪戦をしている所
手が滑ってお雛様が飛んでしまう。
無事にキャッチしたのはふぁみ。
ふと台座を裏返すと、
ミミズ文字。
どれみのお母さん曰く、
どれみがまだ小さな時に、
妹のぽっぷに大切なお雛様を
取られない様にする為に
どれみ自身の名前を
書いたものらしい。
ファミのおかげで
お雛様が壊れなくて済んだって事で
お雛様を飾る大役を担うふぁみ。
緊張し過ぎてガチガチのまま、
無事お雛様を飾って
ひな壇飾りが完成。
どれみ「それじゃあ、お母さん。」
ぽっぷ「いつもの、お願いします。」
とお母さんの前に正座する2人。
『はい。』と頷くお母さん。
ぽっぷの頭にそっと手を置いて
「お雛様にお願いです。
この1年ぽっぷが元気で
幸せであります様に…」
と、頭を撫でながら願うお母さん。
その姿を見て、ドキっとするふぁみ。
ふぁみ自身の回想に入り、
おばあちゃんの前に正座して
同じ事をされているふぁみ。
皺だらけの手、
皺だらけの口元。
ふぁみのおばあちゃん…それは…。
次はどれみの番。
先ほどの文言をどれみ宛にして続ける。
「お雛様にお願いです。どれみが…」の辺りで
ふぁみの回想が終わり、涙ぐむふぁみ。
その異変に気付いたどれみが
どうしたのか聞くが
「あれ?…あたし、どうしちゃったんだろ…」
と言うだけで
涙が止まらないふぁみ。
心配そうに見つめる
どれみのお父さん、お母さん、ぽっぷ。
そっとふぁみの頭に手を乗せて
「この一年、
ふぁみちゃんが元気で
幸せにいられます様に。」と
頭を撫でながら願うどれみ。
春風流の伝統行事だったのだ。
いたたまれなくなって、
声にならない声で
「おばあちゃん…」と言いながら、
どれみに抱きつくふぁみ。
便宜上、
学校の創立記念日って事にして
どれみと接触したふぁみだが、
実は代々伝わるお雛様を媒体に
魔法を使用して
未来からどれみに会いに来た
どれみの孫だった。
残念がるどれみに、
お礼を言いつつ別れるふぁみ。
どれみとぽっぷは
これからMAHO堂へ行って
おんぷちゃんの
誕生パーティーへ行くらしい。
こっそり跡をつけるふぁみ。
MAHO堂では準備万端。
2人が来るのを待つばかり。
謝罪しながら到着する2人。
マジョリカ達の姿を見て
「あれは…」と言うふぁみ。
魔女見習いに変身して
魔法でパーティー会場を出すどれみ。
その一部始終を
影から見ていたふぁみは
そっとバッグから、
どれみの名前の入った
お雛様を取り出しつつ
「知ってたんだ…。あたしね、
おばあちゃんに
魔女は本当に居るんだよ?
って教えてあげたくて、
ここに来たの。」と話かける。
「でも、おばあちゃん、
知ってたんだね。
…好きな男の子に告白する勇気…か…。」
と続けつつ
オープンテラスを降りて
庭まで歩いていく。
「大丈夫。ちゃんと告白出来るよ。
だってあたしが生まれて、
ここに居るのがその証拠だもん。」
「だから、安心して。
どれみおばあちゃん…」と言うと、
魔法使いの姿になったふぁみ。
ピーリカピリララ、ポポリラペーペルト
私を元の時代に戻して…。
どれみと同じ呪文を唱えつつ、
自分が居る元の時間に戻るふぁみ。
祖母としての何かを感じたのか、
一瞬外を気にするどれみだが、
呼ばれてパティーに戻る。
というお話。
過去にもどれみに関しては、
お母さんの夢だったピアニストにする為に
小さい時からピアノを習うが、
妹のぽっぷの方が音感が上だったし
本当はやりたくなくて。
でも
お母さんの期待に応えたいがゆえに
無理して母親の夢を引き継ごうとしていた
お子様あるあるも題材にしていて、
そう言う意味で道徳的要素が多く
おっさんは男ですが、
大好きな作品でして。
流石にDVD揃えるまではやりませんでしたが、
もしも親になっていたなら
我が子に絶対見せたいアニメのひとつ
である事は確かです。
お雛様にお願いです。
この一年、皆さんが元気で幸せであります様に。
(…って、おっさんじゃダメか。)
ほな、またねー。