NO 柔道(JUDO) NO LIFE 【その30:参考書あれこれ?】 | のほほん日記

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平々凡々が大好きな自由人のおっさんの、身の周りで起こった出来事などを綴っております。

全国の柔道で汗を流している皆さん
今晩は。

部活や道場の柔道でもあると思うのですが
大抵習う技は

・大外刈り
・払い腰
・大腰
・背負い投げ
・一本背負い投げ
・体落とし
・背負い落とし
・内股
・大内刈り
・小外刈り
・巴投げ   などなど。

大体この辺のどれかを軸に連絡技を覚えて・・・
って感じだと思います。

色々な柔道関連の参考書がある中
ちょっとオイラ的に面白そうな物を見つけたんで
借りてみました。

それは・・・・

$のほほん柔道日記
猪熊 功(当時7段)著
講談社スポーツシリーズ『柔道-JUDO-』

ちょっと話しがそれるんですが
紅白帯(の実物)を初めて見た気がします。

山下泰裕さん(当時5段)が若いー!!目

伏せているのはオイラの地元にある
図書館のバーコードがプリントされている為。

コピーするかパソコンに取り込んで…
と思ったんだけど
無性に自分用に欲しくなったので
ネットで同じ物の古本を購入したのは
ここだけの秘密。ラブラブ!

初版が1979年と言う事から
技の名前が今と違っていたりして
大変勉強になります。

今)背負い投げ → 昔)双手背負い

みたいな感じ。

動画では知っていたんですが
今となっては
形の大会でしか見られなくなった(であろう)
『浮き腰』も
しっかり図解説明と解説がついてました。

加納治五郎先生はこの浮き腰が得意で
重量級の選手を投げていたと言う事なので
同じ腰技の大腰が得意なオイラとしては
是が非でも覚えたい技のひとつ。

動き的には大腰の脚の動きを
コンパクトにまとめた感じ。

投げる時は大腰と違い
膝のタメで投げるのではなく
腰の回転だけで投げると言う・・・。
ただ条件が『相手と密着している』と言う
今の柔道では厳しい条件なので
いよいよの事でも無い限り
日の目を見ない技かも。

しかし、密着してしまえば
こっちの物なので
覚えているに越した事は無い
まさに『備えあれば・・・』的な。

『対浮き腰』で生まれた技が
「払い腰」と「釣り込み腰」だそう。

ここからはオイラも知らなかった技。

【後ろ腰】
(自分左組み手・相手左組みの相四つ時)
※↑ここの部分間違えていたので訂正しました。

1.相手が左の腰技をかけようと
背中を見せた瞬間に

2.腰を落として右手で相手の身体を
右腰から前に抱きかかえ

3.膝を伸ばしつつ自分の身体を
後方にそらしつつ

4.相手を思いっきりすくい上げて

5.(自分から見て)右後ろに投げ落とす。

柔道では相手よりも先に技をかける事を
「先」を取って技をかけると言い、
相手がかけて来た技に対して
素早く対応して技をかける
(つまりカウンターを当てる)事を
「後の先」をとって投げると言うのだそうで
この『後ろ腰』は「後の先」の
(当時)代表技だったのだそう。

他にも【移り腰】と言う技もありましたが
今のオイラのレベルでは
カウンター技を使うレベルまで
行きついていないので
参考資料止まりです。

そう言う意味では
誰か『オヤジ柔道の参考書』を
(気まぐれか何かで)書いてくれないかしら。
とか思っていたりしてます。えっ