東北地方の震災が起こってから数日経って、
被害状況が把握されてきました。
ここ福岡でも、自治体やスーパーで
義援金などの募集が始まっているみたいです。
その中で嘘によるチェーンメールが
出回っているそうなので、そのひとつの例を。
内容は、
関東方面の電力が尽きる為、
電力安定供給の為、節電しましょう。と言う物。
元々今回被害を受けた東日本(50Hz)と西日本(60Hz)は
周波数が違う為、例え供給出来たとしても周波数調整の為に
送られる電力には限界(最大100万kwまで)が存在するし、
そもそも
九州電力ではそう言うチェーンメールは送らない。
との事。
詳しい状況は、http://www.kyuden.co.jp を参考下さい。
あと、ボランティアで現地で役に立ちたいと思っている方。
今日もラジオでやっていましたが、
現在被災地に行く為の交通路が絶たれていたり、
規制されているのはご存知だと思います。
ボランティアなどで人手が要る様になるのは、
多少の例外はあれど、被災してから1週間後だと言う事です。
まずは、陸上自衛隊などの災害のプロに任せて、
他に出来る事から行動を開始しましょう。
被災地に居る親戚などに食料・衣料などを送ろうと思っている方。
上に書きましたとおり、物流路が絶たれている状態ですので、
心配でしょうが今は我慢の時です。
他にも
毛布や自分の衣料品を送ろうと思っている人も居るそうですが、
心無い物を送る人も居るそうで、役に立たない場合も多く
逆に処分にお金が掛かる場合があるそうなので、
親戚や縁者に送らないならば、
まだ献血や地方自治体が行う義援金募金に協力した方が
良いかもしれません。
献血に関してなのですが、福岡では数年前に地震被害を受けた
経験からか、沢山の人が献血にいらっしゃるみたいです。
ご存知の方もおられると思いますが、
血液には保存期間と言うものが存在しまして、
1日の内に沢山集まっても、保存期間が伸びる訳ではありません。
ゆえに
沢山集まる事も大切なのですが、
新鮮な血液がいつでも集まる状態というのが、一番ベストな状態
と言えると思います。
以上の事から、献血で役に立ちたいと思っている人は
献血センターの情報を日頃からチェックしておく事が重要
と言えます。
人にはそれぞれの役割があります。
それをいかに分析して、何時が自分の番なのかを見極める事が
結果的に他人の役に立つ事になると思います。
ボランティアの押し付けや、単なる自己満足にならない様に、
お互い気を付けましょう。