今日は
関東は雨の日がだんだんと増えてきて
入梅間近となりました![]()
この季節になると
川の水は豊かになり大地を潤します![]()
川の水に因んだ禅語を一つ取り上げてみました
清流無間断(清流に間断無し)
清らかな川の水は絶え間なく流れている
さらに原典の「普燈録」にはこう続きます
「碧樹不曾凋」
常緑樹は枯れる事はない
どの様にこの言葉を受け取り、感じますか?
壮大な自然の景色を思い浮かべますね
雨が降り、川に流れ、海に繋がり、雲を生み、また雨が降ります
地球に住んでいると人間の定めた地図通りに
ここからここまで私の領土
ここから先はあなたの領土
と自然には境目はありません
川の水は海につながり、どこにいてもつながっている
どう思う?
そう問いかけられている様です
そして禅の世界においてはこう捉えることができます
悟りに至るまでの修行の心構えについて
高僧が
「徳の広い境地とはどう言ったものですか?」
と言う問いに対して
「清流に間断無し」
「碧樹不曾凋」
と答えました
悟りの境地にたどり着くためには
断間なく修行を積むことが大切である
水が断えず流れ、常緑樹がずっと枯れない様に
私は又吉直樹さんの言葉で
「生きている限りバッドエンドはない
俺たちはまだ途中だ」
と言う言葉が大好きです
私たちは欠けている自分を完成に近づけようと
生きています
途中なんです
成長し続けています
その姿勢こそ美しい人生であります![]()
その心はアートの世界にも強く影響を及ぼしています
欠けている物の中に美を見出す
日本人の愛情たっぷりの美意識
茶碗の歪んだ形を美しいと思ったり
目黒雅叙園の百段階段はあえて99段しかない
その理由は?
先を目指している姿勢そのものを美しい生き方
と捉える
どこか欠けているところに美を感じると言うのは
日本人独特です
八重歯が可愛いと思ったり
エクボを可愛いと思ったり
でもその美意識こそ日本が誇るべきものだと私は思います
欠けてる自分を受け入れ
愛すること
「私は人前で喋るのがダメなんです」
「私は完璧にできないんです」
「私はこれもできない。あれもできない。」
と言うあなたは
美しいのです
自分を受け入れて
完成に目を向けて
目指したり憧れたり
途中って素晴らしいことなんです
そんな自分を褒めてください
あなたを応援しています
