麓にある金比羅神社。ここから登り始める。

 

太子山から眺める立岡山。今年の花見は、これで終了。夕方のため逆光。

 

山頂にある聖徳太子像。湾曲した「刀」ではなく、「直剣」であることがわかる。帯に差さず、帯からぶらさげている。

 

麓の太子山公園にあるD51-345。

 

 

 

 太子山は、揖保郡太子町にある標高43メートルの低山です。

 太子山でネット検索しても「太子山公園」ばかりがヒットするので、低すぎて「山歩き」と認識している方は少ないことがわかります。

 以前に、姫路市から太子町へサイクリングしたときに、太子東中学校近くの丹生山と太子西中学校近くの立岡山を両方歩いたことがあります。

 

丹生山&立岡山、山歩き。 | 武術とレトロゲーム (ameblo.jp)

 

 そのときも桜の季節でしたが、時間的な制約があり立岡山の目の前にある太子山へは寄らずに帰宅しました。

 2年ぶりに自転車で太子町へ移動し、夕方になりましたが山頂へと歩きました。一枚目の画像の通り金比羅神社が見えましたので、そこから登り始めました。天気もよく、桜の咲く季節でもありましたので、たくさんの子供連れが見受けられました。

 

 山頂には、聖徳太子像が姿勢正しく立っていました。武術を志す者として解説しておくと、日本では「剣道」や「木剣」と言う言葉でもわかるように、「剣」も「刀」も日本刀を指す言葉となってしまいました。本来は、「剣」は真っすぐで左右両方に刃があります。対する「刀」は片刃で反りがあります。また、日本刀には大別して「太刀」と「打刀」があり、おおざっぱに言うと江戸時代以降が「打刀」です。「太刀」は刃を下にして帯からぶら下げますが、「打刀」は刃を上にして帯に差します。刃を上にして帯に差すことで、素早く抜いて切りつけやすくなります。三枚目の画像の通り、聖徳太子の時代に「打刀」があるはずはなく、帯から武器をぶらさげています。そして、反りがなく真っすぐですので、日本刀が開発される前の「剣」であることがわかります。

 

 桜も山歩きもサイクリングも楽しめました。

 

 

歴史と自然が調和した憩いの場!太子山公園(兵庫県太子町)|公園専門メディアPARKFUL

 

太子山公園 | 姫路のお花見おすすめスポット特集/桜が綺麗な花見スポットをご紹介!| まいぷれ[姫路] (mypl.net)

 

太子山公園/兵庫県太子町ホームページ (hyogo-taishi.lg.jp)

 

太子町のお花見ができる公園 太子山公園 - かぞくを彩る子育てサイト【クルールはりま】 (couleur-harima.com)

 

 

※関連リンク先

 「山歩き まとめ(改)」 
https://ameblo.jp/musyaavesta/entry-12624377490.html