太田小学校北(山陽マルナカ太子店北)の丹生山。樹木で隠れているが山頂右下に配水池の配水タンクがある。

 

今回は、太子東中学校に近い北側の登山口から登り始める。

 

太田配水池の配水タンク。

 

南東の舗装道路から下山。今年の花見は「おらが村の桜」で、ひっそりと…

 

山頂の配水タンクが目立つ立岡山。あすかホール南西(太子山公園南西)にある。

 

立岡山南配水池の配水タンク。これとは別に、登る途中に立岡山北配水池の配水タンクもあり。

 

立岡山山頂から南西方面を望む。左に見えるのが朝日山、その奥の左端が京見山。

 

 

 兵庫県に緊急事態宣言が発令される前の4月あたまに、揖保郡太子町の丹生山と立岡山へ行ってきました。丹生山(たんせいざん)は、太子町にある標高約70メートルの低山です。太田小学校北(山陽マルナカ太子店北)にあります。立岡山(たつおかやま)は、太子町にある標高104メートルの低山です。あすかホール南西(太子山公園南西)にあります。『播磨国風土記』の揖保の郡の「御立の阜」に比定されています。石蜘蛛城跡でもあります。現在はむしろ、山頂に配水タンクの見える山として有名でしょう。ちなみに、四等三角点・点名「立岡山」は、太子山の上にあり、紛らわしいことこの上ありません。

 

 緊急事態宣言が出る前から、コロナウィルスに関する注意喚起は行われており、公共交通機関を使わずに、山歩きができないものかと思案していたところ、太子町に配水タンクが見える低山がることを思い出し、自転車で現地へ向かいました。

 ところが、太子町にはあまり縁がなく、丹生山と立岡山を混同していました。と言うのも、丹生山は太子東中学校の近くにあり、山頂には太田配水池がある一方、立岡山は太子西中学校の近くにあり、山頂には立岡山南配水池があるからです。有名なのは、立岡山の方でした。

 

 まずは、丹生山の方から登り始めます。太子東中のある北側へ回り込むと、一枚目の画像のような立て看板のある登山口がありました。そこから登ると、太田配水池のタンクに出ます。タンクが最高点とは言えませんが、ほぼ山頂ですので、舗装された道路を南方向へ下山しました。今年は新型コロウィルス禍で、桜の名所へ大勢が押し寄せて、酒を飲みながら大声を上げるのは自粛でしたが、おらが村の自慢の桜を、家族でひっそりと愛でるのが正しいスタイルだと感じました。三枚目の画像の通りです。

 

 さて、自転車で立岡山へ移動します。自分は太子西中学校北西の体育館北から登り始めましたが、半分藪へと戻り始めており、お勧めできません。登るうちに、立岡山北配水池へと出ました。そこからは、舗装道路で山頂の立岡山南配水池へと向かいました。山頂は、人工的に整備されており、なかなかの展望でした。下山中に、立岡天満宮があり、そこから新幹線が山中のトンネルへ入るのが見えました。今まで歩いた山を振り返ると、新幹線は立岡山→檀特山→白毛山と蒲田山の間と、西から東へトンネルをくぐっていることになります。

 

 次回太子町にいくときは、一等三角点のある城山か、太子山公園のある太子山を歩きたいです。

 

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%8B%E5%B2%A1%E5%B1%B1

 

http://www.town.hyogo-taishi.lg.jp/matijyouhou/kannkou/inrekisisiseki/1427181778899.html

 

https://blog.goo.ne.jp/1945ys4092/e/f715824002e3bce5b17a7812fa225437

 

http://olorin.blog89.fc2.com/blog-category-74.html

 

http://bansyu.com/0308dantoku/dantoku.htm

 

 

※関連リンク先

 「山歩き まとめ(改)」 
https://ameblo.jp/musyaavesta/entry-12624377490.html

 

「『播磨国風土記』の餝磨郡伊和里の条の十四丘伝説とウォーキングまとめ」

https://ameblo.jp/musyaavesta/entry-12640536361.htm