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木造レトロな、美作土居駅・駅舎。
 
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まずは、蓮花寺(蓮華寺)へ。
 
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登りつつ左側画像の仏さんらしき道をV字に右に折れた場合、右側画像のところから、舗装道路を離れ、登り始める。
 
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津山市の神南備山以上に、三角点探しに難航した。二等三角点・点名「宇根」。
 
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おそらく20年以上前と思われる「ミリンダ(Mirinda)」の瓶発見!レアアイテム!
 
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三枚目の画像左側よりも、少し西側のこの場所から下山しました。
 
 庄ノ上山(しょうのかみせん)は、岡山県と兵庫県のほぼ県境に位置する標高380.12メートルの低山です。県境を町名で表現すると美作市と佐用町、平成の大合併前で言えば、英田郡作東町と佐用郡上月町です。山頂には、二等三角点・点名「宇根」がありますが、かなり見つけにくいです。
 美作土居駅~蓮花寺~杉坂峠は、中国自然歩道に指定されています。
 
 まず最初にことわっておきますが、町名「美作市蓮花寺」の車道を登っていくと、展望の良いところはありますが、一度舗装されていない山道に入り込むと鬱蒼とした林が続き、山道にも笹や倒木が見られます。山頂も展望は悪く、楽しいハイキングを考えている人にはお勧めしにくい山です。
 また、先ほどまで踏み跡のある山道だったのに、下草が少な目の雑木林のようなところに風景が変わり、東西南北に際立った特徴もなく、自分がどこからやってきたのか見失う可能性があります。山歩き初心者や単独行者はお勧めできません。
 
 確かに伊吹山や伯耆大山のように、たくさんの方でにぎわい、挨拶を交わし合うのも良いことですが、自分の場合、誰とも出会わない山道を単独行したくなることが多いです。風景や空気を独占する優越感もありますが、小川のせせらぎや、木漏れ日、野鳥のさえずり、土の匂い等、自然とダイレクトに繋がりたい。自然からの「メッセージ」のようなものにアンテナを張り巡らしていたいのが第一義です。
 
 まずは、JR姫新線で、美作土居駅へ向かいました。一枚目の画像の通り、木造でレトロな趣のある駅舎でした。そう言えば、伯耆大山を歩いたときのJR山陰本線御来屋駅も、レトロないい雰囲気でした。
 
 それから、真言宗の瑠璃山蓮花寺(蓮華寺)を目指しました。二枚目の画像のところから上に上がり、手を合わせたあと車道に戻り、さらに上を目指します。
 
 三枚目の画像左側のところで、たくさんの仏様が並んだ右側(東側)へV字に折れる道があり、この舗装道路を登っていると三枚目の画像右側のような山道があらわれ、ここから庄ノ上山へ行く訳ですが、画像にある「杉坂峠」の案内版がもしなければ、気が付かずに通り過ぎていたかもしれません。
 
 山道は細すぎるほどでもありませんでしたが、毎年公費で整備されているような感じもなく、道に笹が生え始めて刈られずの状態であったり、風雨による倒木が多く放置されていたりしました。要は県境を歩いているようなイメージで、行きは迷うことはありませんでした。二等三角点のある山頂へ辿り着く前に、目印となる磐座のようなところがありました。その磐座を回り込むと南西側?に小さな祠と石碑がありました。他サイトで確認すると、石碑は1754年のものなんですね!ちょっと驚き。それも大峰山と何らかの関係があるようです。
 
 そこから、山頂へは近かったです。下草の少ない雑木林のような山頂ですが、展望は良くないです。せっかくここまで来たので、二等三角点・点名「宇根」を探しましたが、全く見当たりません。今度はスマホのGPSで山頂を指すところを、じっくり下を見ながら歩きましたが、やはり見当たりません。見つからなかった最大の原因は、他サイトの画像にある、二等三角点の横に立てられた木製白色の「国土地理院」とか書かれた杭が、朽ち果てて倒れていたことにあります。二等三角点は腐葉土と笹に埋もれて、非常に低くなっており、探しにくいです。20分以上歩き回って諦めて帰ろうとしたときに、GPSの指す山頂よりもやや北東の笹薮の中にありました。津山市にある神南備山の三角点探しも難航しましたが、今回はそれ以上に難航しました。
 RPGでレアアイテムをゲットしたときや、なかなか出会えないキャラに出会えたときもうれしいですが、やはり、リアル三角点を見つけたときは、それ以上の達成感です。
 
 正直に書いておきますが、山頂は鬱蒼として雑木林で、明確な案内表示がないため、磐座から離れた下山中に、元来た道がどこなのかわからなくなりそうになりました。こういうときは、元来た道に戻ること(今回は磐座)が鉄則です。あとは、登りのときに他者が残したビニールテープをよく覚えておき、道の開けた展望のない雑木林に出たときは、自分で枝を使って×印を作ったり目印を残しておくべきです。
 
 そして下山中に、さらなるレアアイテムを発見!「ミリンダ(Mirinda)」と言う清涼飲料水のガラス瓶です!ネット上を調べた限りですが、少なくとも中身を飲まれてから、20年以上は経過しているかと思われます。レトロな気分で心だけタイムスリップです。ああ、飲んでみたい。
 
 
 
 
 
 
 
 
※過去には、山中で空き缶の「分離式リングプルタブ」を発見したことがあります。こちらもおそらく、25年以上前のアイテムを思われます。
 
 

※関連リンク先

「山歩き まとめ(改)」 
https://ameblo.jp/musyaavesta/entry-12624377490.html