以前に「確かにあったオカルトブーム後編」と言う記事を書き、その中で、あすかあきお(飛鳥昭雄)の「ザ・超能力」と言う作品があり、超能力のトリックを暴いていく趣向のマンガであったことを述べた。
 
 
 そしてその後、あすか氏(飛鳥氏)は、一部の陰謀論とオカルト情報を肯定する立場の出版物を出し続ける微妙なスタンスに立つこととなるのだが(この、あすかあきお氏の路線を真似たのが、ゆうむはじめ氏)、これは、「ザ・超能力」と同時期の1985年(昭和60年)7月20日にごま書房から発行された「超能力の手口」と言う書籍の話。
 
 「ザ・超能力」で解明したトリックを、より詳細に文章で著した名著であり、同時代に出版された松田道弘の「超能力のトリック(1985年(昭和60年)12月20日発行・講談社)」と双璧だと思う。
 
 ちょっと気になったのが、136ページのこの画像。
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 これは、「ついでにとんちんかん」の間抜作先生そっくり!
 
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 調べてみると、「ついでにとんちんかん」は、1984年49号・50号に読切として掲載、1985年14号から1989年22号まで連載されている。
 少なくとも、、「ついでにとんちんかん」発表前に、あすか氏のイラストが書かれた訳ではないようだ。
 とは言え、「ダッシュ勝平」やら、「リッキー台風」やら、このデザインの目は、以前からあった訳ではあるが・・・
 
 「ついでにとんちんかん(間抜作)」ネタは、以下のときも書いている。
 
 
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