「ベイビー大丈夫かっ BEATCHILD 1987」についての真面目なレビューは以下リンク先に書いているので、
 
 
 今回は、もう少しライトな雑感を・・・
 
(1)「ペットボトルが出てこない。」
 1987年当時は、まだ500ミリリットル以下のペットボトル飲料は登場していない。存在していたのは、1.5リットルのコカ・コーラ等の炭酸飲料ボトルだが、自動販売機と言えば、瓶と缶ばかりだった。今回の映画には、準備中の楽屋で渡辺美里が弁当を食べてるシーンがあった。現代なら「ペットボトルのお茶」なのだが、1987年当時はそんなものこの世にない(笑)。
下の画像みたいなのを、当時はみんな飲んでました!

 

よく、駅弁とセットで販売してましたね。持って帰ったら、貯金箱に改造できるバージョンもあったはず。
 
(2)「みんな髪の毛が黒い!」 
 C-C-B等によって髪の毛の脱色や染色は、芸能界を中心に広まってきてはいた。しかし、マイケル・ジャクソン等の影響もあり、まだまだロック・アーティストも髪の毛が黒々としていた。尾崎豊も、氷室京介も、渡辺美里も、岡村靖幸も、髪が真っ黒!!
 当時は、髪の毛を脱色したり、染めたりすることよりも、「世の流れに異を唱える」「体制に逆らう」ことの象徴として、重力に逆らって黒髪を立てることの方が、主流だった。
 尾崎豊は、死ぬまで髪の色を金髪にしたりして歌うロッカーをよしとせず、黒髪にこだわったし、氷室京介もいまだに黒髪にこだわっている。
 
(3)「映画のテーマソング」
 なぜ、最近のアーティストとタイアップしたんだ?新曲でなくていいから、テーマソングは、当時の参加者に歌わせてやれよ!大友康平でも、白井貴子でも、辻仁成でもいいじゃないか!「WE ARE THE WORLD」的なオールスターズならば、最高だけど・・・
 
(4)「逆に参加していなかったアーティスト」
 あのメンバーに加えて、吉川晃司、中村あゆみ、レベッカ、忌野清志郎、浜田省吾あたりが参加していたら、スゴかっただろうなぁ。Charや矢沢永吉や世良公則は、世代が少し前?
 
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