広島旅行2日目その2~おいしい広島その1~ | 仲良し母娘の旅日記

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定年退職を迎えた60代母と有給休暇の取りやすさだけが取り柄の会社に勤める30代娘による国内外の旅行記です。

Cafe comme ca

路面電車で八丁堀まで戻ったら、広島マダムに絶大な支持を得ているらしい(だって広島駅にもあったし)百貨店「福屋」を見てまわったけど、歩き疲れた母娘は地下にあった「カフェコムサ」でひとやすみ。

 

もういい時間だったからケーキは1つでいいよねって話していたんだけど、イチゴフェア中の「カフェコムサ」、娘はアレルギーでイチゴが食べられないのでほとんど全てのケーキが候補から消えてしまった。

かろうじて残った中からチョコレートのケーキをオーダー。

 

別に期間限定でもない何の変哲もなさそうな普通のチョコレートケーキが1ピース1,000円って、思わずメニューを二度見しちゃったけど、これはもはやケーキというより濃厚なチョコレートとチョコレートクリームの塊だった。

 

チョコレートケーキ好きな母をも唸らせる、ずっしり!どっしり!と重たいチョコレートでした。

さすが1,000円もするだけあるなあ。チョコ欲、十二分に満たされました!

うん、写真が下手すぎる!

 

 

 

 

ごはんと酒菜 やま音

ホテルのラウンジで改めて平和に思いをめぐらせたなら、夜ごはんの時間です。

流川通り(娘はスラムダンクが大好きなのでどうしても「るかわ」と読んでしまう)から一本入ったビルの2階にある「やま音」さんへ歩いていきました。

 

テーブルが2つと4、5人座れるカウンター席というこぢんまりした店内。

シェフはマスターおひとりのようで、常連らしきお客さんがカウンターに2組いたけどお料理は滞らず、さらに手際のよいスタッフのお兄さんがぱきぱき動いてらっしゃるので見ていて気持ちがよかったです。

 

 

🌟母娘's chose

●カンパチ葱まみれ

●焼きそら豆

●和牛コウネの炙りサラダ仕立て

●蓮根と海老のはさみ揚げ

●揚げたてガンス

●手作りせんじがら

●牡蠣天ぷら

 

 

 

聞きなれない「コウネ」とは牛の肩バラで、「ガンス」は魚のすり身などに唐辛子を入れて揚げたもので、「せんじがら」は豚の胃から脂の部分をとった”ガラ”を揚げた珍味だとのこと。

どれも広島名物らしく、今回の旅行で夕食をいただいたどのお店にもありました。

 

お料理はどれも文句なし!

母も娘も自宅では揚げ物ってあまりせず、お店でプロの揚げたてをいただくのが好きなんだけど、どれもさすがの一言。

とくに天ぷらはぶりぶりと充実した身がぎっしりの大きな牡蠣が軽~く揚がっていて、広島に来て初めて食べる牡蠣だったのもあって思わず「んまぁ!」って声がでました。

 

文字で食事の感想を書くのが難しすぎるのでもうやめようと思ったんだけど、全くないのも、ねえ?(何)

 

 

自家製だというはちみつと広島レモンのサワーも、甘さ控えめでお料理にはよく合いました。

 

 

 

 

ふみちゃん 流川店

今日で予定していた広島市内の観光を終え、おいしい夕食もいただいた。
これで満足、広島!
 
 
・・・というわけにはまいりません。
7日間あるうちのまだ2日目で、母娘は広島のお好み焼きを食べていないんですから!
 
 
というわけで、ホテルから「やま音」さんに向かう途中にお好み焼き屋さんがあったことを忘れてなかった母娘はすでに8分目はとうに超えたお腹を抱えながら来た道を戻ってみたら、ありました。
 
「ふみちゃん」!
 
店名がめだつ赤いのれんをくぐっていくと、入り口付近には団体さん、テーブル席と奥の座敷には地元民っぽいサラリーマン、カウンターにはガイドブックを持ったおひとり様も。
ラス1で座敷にすべりこみました。
 
名物だという「牛すじ煮込み」から!
「すじ」を名乗らせるのが申し訳ないくらい、肉々しい牛すじでした。しょっぱいかと思ったら、意外とうす味。美味!
 
さすがに1人1枚は無理そうだったので、1枚をシェアしました。
おまちかねの広島お好み焼きは「そば肉玉」。
 
 
思ってたお好み焼きとはちょっとイメージが違った。
なんていうか、お好み焼きってもっと粉っぽいものでしょ?
 
これには粉感が一切なく、麺があって、肉と野菜があって、卵の薄焼きがのっている。
 
・・・これが広島のお好み焼きなのか!
 
(途中で空いたテーブル席に移動させてもらった)母が座った側からはカウンターキッチンが見えて、鉄板を前に店員さんがどんどんお好み焼きを焼いている姿が見えていたんだけど、その手順を一から見ていた母曰く「粉はほとんど使ってない」。
 
驚きだ!
 
家で作るようなお好み焼きをイメージして食べたら全然違うものだけど、すっごくおいしい!
お好み焼きのソースと言えばオタフクソースの甘いイメージしかなかったけど、「ふみちゃん」のソースはむしろちょっと辛いくらいに引き締まった味。
 
鉄板焼きのメニューも豊富で、さっきサラダで食べた「コウネ」もありました。
隣のサラリーマンが注文していたけど、そのいい匂いに思わず白いごはん食べたくなったほど。
やっぱり焼きたてっていいよね~!
 
そういえばこの旅行で見たお好み焼き屋さんの多くが「~ちゃん」って名前だったな。
 
あと地元の人はお好み焼きのことを「お好み」って言うみたいで、会話の中でいきなり「お好み」って言葉が出てきて一瞬何のことかわからなくて戸惑いました(笑)