うちそば(神保町)のうま辛肉そば | 夢酔亭主人のオムライス食日記

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上野、浅草など下町中心にオムライスや美味しいランチの食日記。

シトシトピッチャンの雨の中でのランチタイム。
 

  お店紹介

 
路面のそば屋の「うちそば」さん。
 
いつもは素通りするのだが、看板の「うま辛肉そば」に目が留まる。
 
写真でわかるが、虎ノ門にあった「湊屋」のインスパイアだろう。
 
「湊屋」は大好きな店だったので訪問してみた。
 

  メニュー

 
最初に食券を買うシステム。
 
手打ちがウリのようだが、清潔感がないのは感心しません。
 
辛肉そばの食券を渡し、食べ終わったら下げ口に返却する駅そばと同じシステムのようだ。
 
料理人は全員外国人。
 
番号を呼ばれ、トレーを受け取りカウンター席に着席。
 

  お料理登場

 
●うま辛肉そば(740円)
 
一目見て今日の敗北を確信。
 
それではいただきます割り箸
 
最初にツユは使わず蕎麦だけつまんでみる。
 
味も香りも全くない。
 
蕎麦鑑定士の受験の際、10種類の蕎麦を食べ、「○○県産の○○蕎麦」と蕎麦粉の産地、品種を当てる食味試験があるのだが、さすがに難しい。
 
全国のそば粉の特徴を覚えておかないと回答できないのだが、中国産だけは一発でわかった。
 
その時の記憶がよみがえる。
 
そばつゆにラー油と揚玉を浮かべた汁。
 
蕎麦のクオリティに比べればまだいい。
 
肉が冷たいのはいいけど、脂が白く固まって底一面に広がる。
 
そもそも、冷たいそばはざるを敷くという当たり前のことさえできていないので水切れが悪い。
 
生卵を溶いてツユに投入。
 
やっぱりダメだ。
 
不満を感じる昼めしは時々あるけど、そんな店を選んだ自分が悪いと諦めるしかない。
 
一応、蕎麦湯も置いてあったけど、遠慮しときましょ。
 
「富士そば」や「ゆで太郎」と同じ系統で、お金がない人や味覚がない人がただ空腹を満たせばいいという目的の店で、それ以外に使う店ではない。
 

美味しい食事をいただき感謝をこめて

「ごちそうさま!」

 

 お店情報

・うちそば

・東京都千代田区西神田2-4-9
・営業時間 10:00~22:00

・店休日 土,日曜日