吾妻寿司(岡山)の岡山ばら寿司 | 夢酔亭主人のオムライス食日記

夢酔亭主人のオムライス食日記

上野、浅草など下町中心にオムライスや美味しいランチの食日記。

今年は10連休と長いお盆休みをのんびり過ごしていますが、先週の出張記事の続き。
 
出張のお楽しみはその地方のご当地グルメ。
 
安芸の国から備前岡山へ移動。ホテルでチェックインをすますと駅へ逆戻り。
 

  お店紹介

 
岡山駅ビルにある、明治45年創業の歴史ある鮨屋「吾妻寿司」さん。
 
岡山に来たら欠かさず通うお店で、今年も2回目。

 

東京でも明治時代創業の鮨屋なんて数えるほどしかないので、その価値は計り知れない。
 
入店時はつけ台は満席でテーブル席へご案内。

 

  一人飲みスタート

 
●玉子焼き+ゲソ炙り
 
のどの渇きを癒す多め、最初はバランタインのハイボールでスタート。
 
鮨屋の実力は玉子焼きでわかるとも云われるくらい重要。
 
肴は炙ったイカでいい。
 
レモンと醤油をちょっと垂らして摘まむとお酒もすすむくん。

 

  お品書き

 
岡山名物といえば洋食ではデミグラスかつ丼と海老めし。和食では岡山ばら寿司。
 
お好みで黄ニラ、鯵、ツンツン巻きも追加。
 
●岡山ばら寿司+黄ニラ、鯵、ツンツン巻き(3,090円)
 
江戸の昔、岡山の殿様が食の贅沢を禁止する一汁一菜の倹約令をだし、困った庶民の知恵として生まれた。
 
表から見るとただの錦糸卵を乗せただけの酢めしだが、その中に海の幸、山の幸を入れ込んだ「隠しすし」だった。
 
今は隠す必要はないから酢めしの上にきれいに盛られている。
 
蛸、目鯛の昆布締め、鰆の昆布締め、ままかり、蝦蛄、穴子、煮姥貝、てっぺんには尾頭付きの海老。
 
酢蓮や椎茸の山の幸も同居。
 
すべての種に仕事が施され、生のままでは一切使っていない。
 
裏へ回ると昔の名残りで錦糸玉子や野菜など。
 
それではいただきます割り箸
 
お椀は赤だしの味噌汁。
 
いよっ!お久しぶりです。
 
鰆もギュッと酢と塩で締めてある。
 
ママカリもお久しぶり。
 
酢飯にも工夫がいっぱい。
 
お酒は岡山の「大典白菊」。
 
お好みで注文した、黄ニラ、鯵、ツンツン巻き。
 
岡山名物の黄ニラは口に放り込むと、黄にらの苦みと梅の酸味がベストマッチ。
 
葉わさびの醤油漬けを巻いたツンツン巻きもツンツン刺激してくる。
 
お腹も大満足。地元ならではの美味しいお鮨に大満足。
 

美味しい食事をいただき感謝をこめて

「ごちそうさま!」
 

・吾妻寿司 岡山駅店
・岡山県岡山市北区駅元町1-1 さんすて岡山 2F
・http://azumazushi.ecgo.jp/
・営業時間 11:00~22:00
・店休日 無休