地方出張は上野の国2日目。
絶メシとは、絶品料理の店なのに、後継者がいないためいずれ絶滅してしまうであろうお店。
高崎では市がHPでリストを作り、後継者募集まで行っている。
そのリストの中で発見したお店に初訪問。
お店紹介
昭和12年創業の中華料理店「松島軒」さん。
メニュー
メニューを見ると単品はもちろん、ごはん物と麺のセットが充実している。
ごはん物が小サイズで麺が普通サイズもあれば、ごはん物は通常サイズで麺がミニのセットもある。
カレーライスセットはミニラーメンかワンタンが選べる。
ワンタンでお願いします。
お料理登場
昭和初期にはカレールーはまだなく、カレーを作るには粉末のカレー粉しかなかった。
昭和12年当時から作り方を変えていないという。
どう見ても通常のワンタンじゃないか。
それではいただきます
懐かしい味だ。
豚骨と鶏ガラも入っているのかな。昆布だしの上品な香りも感じる。
沸騰させないで煮出した上品なスープ。
準備よし。
「東嶋屋」さんの黄色いカレーはカレー粉と塩だけの味付けだったが、ここは中華料理の技を加えているだろう。
86年も前のカレーなのに全く新しい感動的な味だ。
具は豚肉と玉ねぎのみ。
食べても食べてももっと食べたくなる。まさに「幸せの黄色いカレー」じゃないか。
願わくば後継者が決まりずっとこの味を守り続けて欲しいし、また高崎に来た時にはこの美味しいカレーライスを食べたい。
美味しい食事をいただき感謝をこめて
「ごちそうさま!」
高崎市の絶メシCM
テレビ東京のドラマ「絶メシロード」の主演俳優濱津隆之も全面協力。
お店情報
・松島軒
・群馬県高崎市若松町5-6
・営業時間 11:00~20:00
・店休日 不定休