黒百合(金沢)/金沢郷土料理 | 夢酔亭主人のオムライス食日記

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上野、浅草など下町中心にオムライスや美味しいランチの食日記。

金沢出張初日の夜。

 

  お店紹介

 

金沢駅内にある郷土料理の「黒百合」さん。

 

昭和28年の創業で「黒百合」は県の花だそうだ。

 

金沢に来ると毎回訪れるお気に入りの店。

 

17時に来たらすでに10組ほどのウェイティング。

 

氏名を書き案内の電話が来るまで土産物屋を冷やかしていたら20分ほどでご案内。

 

カウンター席の去年と同じ場所だ。

 

目の前ではどて焼きが焼かれている。

 

  一人飲みスタート

 

●どて焼き

 

豚バラ肉とこんにゃくを交互に串に刺し、おでんの汁で蒸し焼きにし、白味噌ベースのタレで絡めた郷土料理。

 

これを食べると金沢に来たんだなと実感する。

 

地酒萬歳楽の「通」は熱燗で。

 

●ローストビーフ

 

牛肉のたたき風のローストビーフ。

 

しっとりとした柔らかさ。

 

お酒は「富士山麓」の水割り。

 

●鴨の治部煮

 

思い出すのは一年前。

 

ほろ酔い加減でお腹も満たされ、締めに頼んだのが治部煮。

 

ペコリと頭を下げたお運びさんの口からは衝撃の一言。

 

「治部煮はたった今終わったんですよ~」。

 

今回は早めに注文すると、笑顔でオーダーが通って一安心。

 

すると、奥の厨房から「治部煮終了で~す」。

 

間一髪、滑り込みセーフだ。

 

ランチでも食べた治部煮だが、一日3回食べても飽きないほど美味い。

 

お腹の底からじんわりと温まる。

 

目の前には金沢おでんがグツグツと。

 

金沢に来たらこれは欠かせない。

 

●金沢おでん

 

お酒は地酒萬歳楽の「剣」を冷(常温)で。

 

大根、車麩、赤の3品。

 

皆さんは麩のおでんを食べたことがありますか?

 

去年この店の料理人から車麩のおでんの作り方のコツを教わり、この冬はわが家のおでんの定番になった。

 

大根も味が沁みて柔らかい。

 

いつもおいしい料理に感謝を込めて
「ごちそうさま!」

 

 お店情報

・黒百合
・石川県金沢市木ノ新保町1-1 金沢百番街
・ http://www.oden-kuroyuri.com
・営業時間 11:00~22:00
・店休日 無休