今日も元気にテレワーク。
4月に訪問した石神井公園の「辰巳軒」で食事の後、町の探検をしていて見つけたお店に訪問。
蕎麦屋らしからぬネーミングだがセンスの良さを感じるのだ。
浅草の「蕎上人」で修業した店主が7年前に独立。
厨房を見ると数名の若いお弟子さんも修業中のようだ。
ダシと返しがしっかりしていないと野暮ったいものになる。
神田まつや、上野藪そばに並ぶトップクラスの逸品。
平日のランチタイムでほぼ満席なのに、どのお客も蕎麦前を楽しみ。お運びさんはお酒の提供に大忙し。
池波正太郎先生は「酒を飲まないんだったら蕎麦屋に来るな」と喝破されたが、さすが食通が多い石神井公園は蕎麦通の客も粋だ。
細かく刻んだ漬物は何だろう?
飛び抜けた技術とセンスを感じるチキン南蛮だった。
初めて飲む酒だが料理に負けない力強い旨さ。
それではいただきます![割り箸](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/257.gif)
![割り箸](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/257.gif)
せいろは二八か。
新そば前の季節だけど、蕎麦の風味がふわっと広がりのど越しもいい。
荒々しいほどの蕎麦の風味がガンガン攻め立ててくる。
これほどの田舎そばに出会えるとは思ってもいなかった。
せいろは栃木産、田舎は茨城産でいずれも品種は超高級ブランドの「常陸秋」。
葱と山葵を入れ幸せに満ちたひと時を楽しむ。
まだ、胃袋には若干の余裕があるのでデザートもいただこう。
残り1個でギリセーフ。
先日も表参道で食べたが「涙」が流行りなのだろうか?
とにもかくにも、雷鳥の涙は透き通るように美しく、そして美味しい。
これからも通いたくなりそうだ。
美味しい食事をいただき感謝をこめて
「ごちそうさま!」
【お店】
・手打ち蕎麦 雷鳥
・東京都練馬区石神井町3-17-12 B1F