★・銀座ひらい(銀座)/ランチちらし | 夢酔亭主人のオムライス食日記

夢酔亭主人のオムライス食日記

上野、浅草など下町中心にオムライスや美味しいランチの食日記。

これからの季節旬を迎えるのが穴子。
 
鰻に比べると地味な印象がある穴子だが、煮て良し、焼いて良し、揚げて良しの万能選手で最近は刺身でも食べられるようになった。
 
銀座にある穴子料理の名店「銀座ひらい」さん。
 
「日本橋玉ゐ」を総料理長として立ち上げ平成25年に独立。
 
3年連続ミシュラン掲載店でもある。
 
オープン20分前に訪れ2番手で開店を待つ。
 
どんどん行列も延びはじめオープンと同時に満席。
 
お一人様用のカウンター席にご案内。
 
数量限定の季節のランチちらし寿司と穴子の実山椒焼きを注文。
 
体内消毒も大事だよ。
 
●季節のランチちらし寿司+穴子の実山椒焼き(1,000円+1,300円)
 
穴子の実山椒焼き
 
季節のランチちらし寿司はまさに「宝石箱」。
 
大盛りも無料だが普通サイズ。
 
それではいただきます割り箸
 
穴子の白焼きに山椒の実をまぶして焼き上げたもの。
 
穴子も旬だけど山椒も6月が旬。
 
一口頬張って体が硬直したよ。
 
こんな旨い穴子初めて。
 
ここの店主も神の手を持つ男であったか。
 
そして清酒をグイッと呷ると今この瞬間の幸せを体全体で喜ぶ。
 
生海苔の味噌汁。
 
お新香。
 
柚子を散らして準備完了。
 
うんうん!よかよか!
 
五穀米の酢飯に海の幸、山の幸がてんこもり。
 
一口ごとにいろんなタネが出てきて宝石のようにキラキラ輝く。
 
まるでモッくんのピアノソナタだ。
 
タネの下にはふっくらの穴子がこんにちは!
 
甘い煮詰めをたっぷりと。
 
すりごまと共に頬張れが歓喜の大合唱。
 
最初から最後まで、何から何まで大満足。
 

美味しい食事をいただき感謝をこめて

「ごちそうさま!」
 
【本日の名作コーナー】

 

グレン・グールドのピアノでモッくんのピアノソナタ第13番。

 
世に天才と云われるピアニストは数あれどグールドは神の領域で遊べる人。
 
無邪気な幼子のようにピアノを通じて天国のモッくんと会話しているんだよね。
 

【お店】  
・銀座ひらい
・東京都中央区銀座5-9-5
https://anagoyahirai.gorp.jp/