★・ちゃんこ巴潟(両国)/ちゃんこ鍋 | 夢酔亭主人のオムライス食日記

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上野、浅草など下町中心にオムライスや美味しいランチの食日記。

「寒い冬はこれを食べて温まろう!」


企画第7弾は『ちゃんこ鍋』。


大相撲の聖地両国はちゃんこ鍋のメッカでもある。


毎年この季節になると定期的に訪れるお店。

 

「ちゃんこ巴潟」さん。


小結「巴潟」は昭和初期に活躍し、引退後は友綱親方となり数多くの弟子を育てた名力士。


旧友綱部屋の跡地で、現役時代のしこ名「巴潟」を店名とし昭和51年に開店したちゃんこ料理店。

 

2階から4階まで全て客席でテーブルだったり座敷だったり用途に合わせて使い分けられる。


開店一番乗りで2階席にご案内。

 

メニュー一新。ちゃんこ鍋定食は横綱から十両まであったのが小結以下はカットされ新たなアイテムになっていた。


巴潟御膳を注文。


ちゃんこは曜日変わりで土曜日は「鳥つみれちゃんこ」。

 

やっぱり料理人はこうでなくっちゃね。
 

「太刀山」は富山県出身で友綱部屋の横綱。


徳利のサイズも横綱級。


店内に流れるのは相撲甚句。

 

ちゃんこ鍋も出来上がり。

 

●巴潟御膳(1,540円)

 

土曜日限定鳥つみれちゃんこ。


鍋の中はグツグツが最高潮。


それではいただきます割り箸

 

ちゃんこ鍋の付け人たち。


以前の幕内定食に比べ、品数は減っているが内容はグレードアップしている。


鰆の塩焼きが美味い。

 

お新香ポリポリ。

 

蒸したて茶碗蒸しもよござんす。

 

ちりめん山椒ごはん。
 

取り皿に取り分け七色をパッパッパッ・・・


フーフー・・・


ハフハフ・・・


伝統ある友綱部屋のちゃんこ鍋。


ダシが効いた汁がとんでもなく美味い。

 

鶏肉、鳥つくね、豆腐、油揚げ、こんにゃく、えのき、ごぼう、葱、水菜など具沢山。


5杯食べ終え、最後は行儀が悪かろうが何だろうがこれしかない。

 

残しておいたごはんと残り物の具をかき集めた雑炊風。


これはたまらん。


結局取り皿で6杯分のちゃんこを平らげたた時にはお腹のベルトがまわしのように喰いこんで苦しい。

 

菓子は手作りの柚子羊羹。


お会計を済ませお腹をパンパンと勢いよく叩いて店を後にした。


いつも美味しい食事に感謝を込めて、
「ごっつあんです!」


【本日の名曲コーナー】

 

大納川さんの歌う相撲甚句。
【お店】 ★

・ちゃんこ巴潟
・東京都墨田区両国2-17-6
http://www.tomoegata.com/