久し振りに神の手を持つオヤジの作るカツ丼を目当てに中央線に乗り西荻窪へ。
山本益弘氏に日本一のカツ丼と言わしめた「坂本屋」はもう営業はしていなかった。
店主も調子が悪そうだったので武漢ウィルスの影響だけじゃないだろうが、なんとか再開を願うばかり。
せっかくここまで来て手ぶらで帰るのも虚しいので西荻窪でお店探し。
住宅街に入ってしまったので駅に向かって引き返そうとしたときに看板を発見。
「でじま」さん。
長崎ちゃんぽんのお店とは興味津々。
先週も練馬の「アンデス」が閉店していたので代打は長崎ちゃんぽんのお店だった。
これも不思議な縁なのか。
先客1名。カウンター席に着席。
この店も高齢のご夫婦だけで切り盛りされていて、後継者はいないらしい。
長崎ちゃんぽんに餃子と炒飯のAセットを注文。
手指消毒の後は体内除菌。
●ちゃんぽん+Aセット(680円+270円)
具だくさんのモリモリちゃんぽん。
ジャンボというほどでもないが、一般的な餃子より一回り大きい餃子は3個。
ミニ炒飯。
それではいただきます
酢多めの夢ちゃん流タレで食べてみると、野菜多めの餡はしつこくなくて軽い後味。
胡椒をパッパッパッ・・・
スープをズズズッ・・・
鶏ベースのあっさり系。
長崎ちゃんぽんと言ってもお店の数ほど味も違う。
こってり系に飽きたら食べたくなる味だ。
豚肉、いか、あさりに野菜たち。
健康にも良さそうだ。
太くもっちりのちゃんぽん麺。
後半戦はウスターソースで味変。
炒飯は期待外れ。
お隣さんの皿うどんも美味そうだったが、わざわざ再訪するのは遠いので近くに訪問する機会があれば食べてみたい。
美味しい食事をいただき感謝をこめて
「ごちそうさま!」
【本日の名曲コーナー】
4月は邦楽の紹介。舞踊付きの「肥後の殿様」。
肥後とは現在の熊本県で殿様は細川様。子孫には変な人もいたが先祖は立派だった。
江戸の町ではどんな大名に出くわしても知らんぷりできたけど、一歩江戸を出て大名行列に出くわすと「下に~ぃ」の掛け声で土下座しなきゃななかった。
54万石の大大名の行列はさぞ華やかだったろう。
【お店】
・でじま(出島)
・東京都杉並区西荻北2-1-7