★/エルベ(東銀座) / ビーフシチュー | 夢酔亭主人のオムライス食日記

夢酔亭主人のオムライス食日記

上野、浅草など下町中心にオムライスや美味しいランチの食日記。

「冬の寒い日はこれを食べて温まろう!」


 第14弾は『ビーフシチュー』

 

東銀座駅を降り、歌舞伎座の裏の路地裏にあるシチューの店「エルベ」さん。
 

オープン2組目で入店。
 

カウンター席に案内される。


いつも笑顔で出迎えてくれるフランス人店員さんを始めて見てから10年近く経つ、がまったく年齢を感じさせない。


流暢な日本語を話すが、時々フランス語で何かつぶやくのは何だろう。
 

メニューはシチューのみ。


いつものビーフシチューの玉子入りで注文。
 

葡萄ジュースを飲みながら出来上がりを待つ。
 

●ビーフシチュー玉子入り(2,250円)
 

土鍋の中でグツグツ煮えたぎるビーフシチュー。


茶わんに盛られたごはん。


まるでビーフシチューの定食だ。


それではいただきますナイフとフォーク
 

サラダでもピクルスでもなく定食には浅漬けがいい。
 

ドミグラスソースが旨い!


 何度食べても飽きるどころかますますその魅力にはまっていく。


どこか懐かしい味がするのは仕上げに日本酒を使っているからだろう。
 

噛めばほろりと崩れるほど柔らかく煮込まれたお肉。
 

人参、じゃがいも、玉ねぎ、ブロッコリーの野菜陣も大活躍。

 

生で投入された玉子もちょうどいい半熟具合に固まってきた。


よっこらせ!とごはんの上に移動。


炊き立てのツヤツヤのごはんに黄身とドミグラスが絡む美味しさのハーモニー。


3日間かけて作る手間暇、そして愛情を加えた至福の料理だ。


この界隈にはシチューの専門店が数軒あるが、値段や雰囲気も含めてこの店はおすすめだよ。


美味しい食事に感謝をこめて
「ごちそうさま!」

 

【本日の名曲コーナー】
 

1月はドボルザークの交響曲第9番「新世界より」のレコードから夢ちゃんお薦めベスト5の紹介。

 

ターリヒ、クーベリック、シルヴェストリ、小林研一郎と続き、この曲の決定盤として推薦するのはイシュトヴァン・ケルテス、ウィーンフィル盤。
 

録音当時若干32歳のケルテスが、誇り高きウィーンフィルに対してよくここまで振る舞いきれたものだ。


【お店】  
・シチューの店 エルベ
・東京都中央区銀座3-13-17
http://3rd.geocities.jp/irukayosidat/