「冬の寒い日はこれを食べて温まろう」
企画第6弾は『ロールキャベツ』。
昭和41年創業の老舗ロシア料理店「サラファン」さん。
足を踏み外すと地獄の底まで落っこちそうな急な階段を降りていく。
一人と告げると2名掛けのテーブルに案内される。
今日の一番乗りのようだ。
前回は露西亜式ハンバーグだったが、今回は温まる料理が目的なのでロールキャベツを注文。
「チューボーですよ!」や「マツコの知らない世界」でも取り上げられた人気料理だそうな。
ワインのつもりで飲むただの水。
●ロールキャベツランチ(2,500円)
まずはアツアツのボルシチの登場だ。
それではいただきます
スメタナクリームを溶かすと真っ赤だったスープが綺麗なピンク色に変化する。
体がじわじわと温まってくるのが分かる。
なんと美味しいスープなんだろう。
パッサパサのロシアパンだが・・・
ボルシチに浸すとこれ以上ないくらい美味いパンに早変わり。
ウオッカが欲しくなるね。
ボルシチを食べ終わるとロールキャベツの登場。
神保町で食べる本場ロシアのロールキャベツ。
お待たせいたしました。ナイフ入刀!
おおっ!
これはすごい。
じっくり煮込まれたお米入りのロールキャベツはもちろん美味いけど、ソースが素晴らしい。
ベースとなるブイヨンにトマトの旨味が加わり、今まで味わったことがない味わい深いソースだ。
BGMはモーツァルトのピアノソナタ15番。
モッ君がチャーミングな笑顔で「どう?美味しい?」と語りかけてるみたい。
食後はロシアンティー。
スグリのジャムの香りが素晴らしく体も温まる。
美味しい食事をいただき感謝をこめて
「ごちそうさま!」
【本日の名曲コーナー】
モーツァルト作曲ピアノソナタ第15番をフリードリッヒ・グルダの演奏でどうぞ。
【お店】 ★
・サラファン (CAPAFAH)
・東京都千代田区神田小川町3-10-3 B1F