ぽんち軒(浅草)/ 特ロースかつ定食 | 夢酔亭主人のオムライス食日記

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上野、浅草など下町中心にオムライスや美味しいランチの食日記。

とんかつ激戦区浅草に小川町の「ぽんち軒」が昨秋に支店を出したと聞き、機会があれば訪問したいと思ってたが武漢ウィルスのせいで延び延びになっていた。


グラスの買い物のついでに訪問。


雷門近くのMUSTARD HOTE。


フロントを通り過ぎると目的のお店。


2015年から5年連続でミシュランビブグルマンの「ぽんち軒」さん。


フレンチ出身の料理人斉藤元志郎氏が揚げにこだわったお店で、旬香亭、洋食フリッツと名声を上げていき、集大成がこの「ポンチ軒」だ。

オープン一番乗りで入店。


特ロースかつ定食を注文。


低温揚げのため時間がかかるけど、のんびりと待つのも楽しい時間。


●特ロース定食(2,400円)


トンカツに限らず料理というものは全てそうだが、初対面の時点で間違いなく美味いだろうというというオーラを放っているものだ。


使っているお肉がメキシカンポークというのが気になるが・・・


それではいただきます割り箸


根菜の旨味が優しい豚汁。


ふんわり盛られたキャベツはドレッシングでいただこう。


たかがキャベツでも切り方ひとつで変わるものだが、シャキッと歯応えでみずみずしい。


最初の一口は何も浸けずに食べてみる。


サクッという音が聞こえる衣の歯応え。


ヨハン・シュトラウスがもしもこの店のトンカツを食べたら、サクッサクという音でポルカの1曲ぐらいは作曲しただろう(笑)


さらに噛み進めると衣の中からはジューシーなお肉。


脂は少なめだがその脂が旨い。


岩塩でも文句なしに美味い。

すり胡麻と合わせたのはオリジナルのソース。


ソースは甘くすると味をごま化しやすいのだが、素材を引き立てるソースだ。


ウスターソースは市販のソースを使う店が多いが、市販は市販でも肉のうまみを引き立てる太陽ソース。


コシヒカリのごはんも文句なしの炊き上がり。


惜しむらくは漬物。


トンカツに朝鮮漬けは合わない。


フリッツではちゃんとした漬物だったはずだが、なぜ変更したのだろう?


漬物以外は夢シュラン★印。


美味しい食事をいただき感謝をこめて
「ごちそうさま!」


【お店】 
・ポンチ軒 浅草雷門店
・東京都台東区雷門2-13-1 MUSTARD HOTEL ASAKUSA 内
https://www.ponchiken.jp/