暖冬だと油断していたらこの一週間で一気に冷え込んでおります。
何が寒いって株価の大暴落で懐の中は極寒。
この3日間だけでも私の持ってる株は数百万円の損失。
おまけに、我が家の燕太郎の中学校の卒業式は先生と生徒だけで、親は出席できないとさ。
世界中にウィルスを撒き散らす支那人をこれ程憎いと思ったことはないね。
「寒い冬はこれを食べて温まろう!」
最終回となる第23弾は『鍋焼きうどん』
飯田橋にある尾張屋さん。
大正12年創業の歴史のあるお蕎麦屋さん。
一階はお一人様、グループ客は2階に案内される。
混んでくるともちろん相席と相なる。
ランチメニューにも鍋焼きがあって、とろろごはん付きで1080円とお得だが、具の種類も違うので定番の鍋焼きうどんを注文。
スポーツ新聞を読みながら待っているとほどなく出来上がり。
●鍋焼き(1,400円)
グツグツ音を立てながら運ばれてきた鍋焼き。
お運びさんがふたを開けると噴火したかのような湯気。
フーフーぐらいではどうにもならず、食べようにも手が付けられない。
しばらく待つとようやく収まってきた。
具だくさんの鍋焼き。
それではいただきます
小皿に取り分ける。
最初は、崩れる危険性がある海老天と葱、ほうれん草。
七色をパッパッパッ・・・
浅草の尾張屋ほどじゃないけど、それなり以上に大きな海老。
ブチっと弾力のある歯ごたえ。
アツアツの汁が胃の中に落ちていくと、身体全体がぽかぽかと暖まってくる。
江戸時代末期に爆発的な流行をみせた「鍋焼き」
当時の人たちも寒い季節はこれで温まったのだろう。
2杯目は麩、蒲鉾、椎茸。
汁をたっぷり吸った麩が美味い。
3杯目はタケノコ、油揚げ、揚げ餅。
4杯目は玉子、葱、蒲鉾など。
待ちに待ったキミの出番だ。
お待たせしました。秘技玉子崩し!
キミと絡み合ううどんの美味さはさらに格別。
5杯目は残ったうどんや具を全部入れズズズッ・・・
はぁ~、美味かった~。
寒い日の鍋焼きは体の芯からほかほかホカロン。
また来年もこの企画で出会うのが楽しみ。
いつも美味しい料理に感謝を込めて
「ごちそうさま!」
【お店】
・蕎麦処 尾張屋
・東京都千代田区飯田橋4-9-11