仕事で訪れたのは江東区の木場。
この夏は洋食屋の「小古食堂」のハンバーグ、先月は「来々軒」のラーメンと餃子とヒットが続き、二度あることは三度あるだろうと期待して向かったのはこちらのお店。
中華料理の「宝家」さん。
ランチタイムは11時45分から13時30分までだが、売切れ御免の商売なので、前回は13時に訪問して見事振られた。
よし、それじゃ開店時間に合わせて訪問だ。
この店がというより、この町自体が「タンメン」の聖地なので一番人気はもちろんタンメン。
最初に入店したグループは全員タンメン、私の後に入ってきたオジサンもタンメンメインのBセット。
タンメンもいいけど、昔食べた焼飯が忘れられないので焼飯の普を注文。
それとこの店では餃子は欠かせない。
私の愛読書「大人の週末」の餃子特集では都内で第1位の栄冠に輝いていた。
餃子は3個と5個があるので5個で注文。
お水を飲みながらキッチンの様子を眺める。
奥さんと二人三脚流れるようなオペレーションだ。
餃子は作り置きではなく、棒状の皮を切るところから始まる。
切った皮を丸く伸ばし餡を包んでいく。
鍋に並べお湯を入れて焼き開始。
焼き上がりに合わせるように焼飯に取り掛かる。
そしてほぼ同時の時間で出来上がりだ。
●焼飯+餃子(750円+500円)
ラーメン+半焼飯+餃子3個のスペシャルセットもあったが、半じゃなく全が食べたい。
ラーメンを犠牲にしても焼飯を主役としてお迎えしたかった。
それではいただきます
生姜の風味が香るスープ。
これで作るラーメンはさぞ旨かろう。
お待たせしました。餃子入刀!
最初の1個はタレは浸けずにそのまま食べる。
溢れる肉汁、野菜も多め、生姜もにんにくも効いてそのままでも十分。
東京一とは言わんけど街中華で出会える餃子としては文句なしに美味い。
パラパラ系としっとり系の中間的な焼飯。
好みはパラパラ系よりしっとり系なのだが、これはこれでいい。
具は焼豚、椎茸、玉子、葱とシンプルなのに一度食べたらスプーンが止まらなくなる。
炒飯じゃなく焼飯と表記するのも納得で、ラードでしっかり焼いてあるのだ。
味が濃いのは肉体労働者が多い地域柄か。
それなら餃子で調整しよう。
酢、辣油、胡椒だけのタレでどうだ。
ほうら、ピリッと辛くて後味サッパリ。
これで焼飯とも仲よし小よし。
餃子も5個は食べ応えがあるけど3個だったらたぶん後悔していた。
腹パンで身動きできないほどだったが満足度は100%。
美味しい食事に感謝をこめて
「ごちそうさま!」
【お店】
・宝家
・東京都江東区東陽3-20-5