天芳(秋葉原)/ 特製天丼 | 夢酔亭主人のオムライス食日記

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上野、浅草など下町中心にオムライスや美味しいランチの食日記。

好きな丼物ランキングで上位を占めたのは天丼、かつ丼、親子丼だった。


その中でも天丼は別格の扱いだったのだが、最近は同じ魚介グループの海鮮丼が台頭してきてやや影が薄い印象があるし、若者の間ではローストビーフ丼というニューヒーローも人気が高い。


でも、やっぱり「天丼」は丼界のスーパースターで有り続けてもらいたい。


秋葉原の富士ソフトビルの飲食店街にある「天芳」さん。


カウンター席に案内され厨房が見渡せる好位置をキープ。


特製天丼に玉子天を付けて注文。


天ぷらを揚げ始めるとごま油のいい香りが漂い食欲を刺激してくる。

●特製天丼+玉子天(800円+150円)


黄金色の花が咲いた豪華な天丼。


これで千円以下とは驚きだ。


それではいただきます割り箸


だしが効いた味噌汁。


主役の海老は2本。


まるで仏像のような輝きだ(笑)


サクッ、プリッの食感が楽しい。


海老の下には鱚。


江戸前の天丼ではめごちか鱚が定番だけど、どちらかというと鱚の方が好み。


なんてったって魚偏に喜だからね。


ここで漬物で口の中をリセット。


欲を言えば天丼の漬物は沢庵より、白菜の浅漬けなんかの方が合うけどね。

野菜は3種類。


さつま芋の自然な甘さが美味いね。


これは・・・


悪魔のように輝く紫色。


エイッ!


一口で片付け、何もなかったことにした。


ししとうの苦みもいいね。


お待たせしました。秘技玉子天崩し!


決まった。


玉子天から流れ出す黄身と甘めのタレが染みこんだごはん。


これがたまんないのよ。


全体的に衣の花を咲かせすぎのきらいがあり、胃もたれしそうな印象なのだったが、全然油っこくなく胃も健康そのもの。


やはり天ぷらは油で決るんだと改めて感じた。


美味しい食事をいただき感謝をこめて
「ごちそうさま!」


【お店】
・てんぷら天芳
・東京都千代田区神田練塀町3 富士ソフトビル1F
http://www.tempura-tenyoshi.com/