O's (神保町)/ 鶏肉と野菜のクリーム煮丼とトルヴァトーレ | 夢酔亭主人のオムライス食日記

夢酔亭主人のオムライス食日記

上野、浅草など下町中心にオムライスや美味しいランチの食日記。

梅は~咲いたか~、桜はまだかいな♪

 

我が家の早咲きの梅が咲き始めた。

 

梅は咲き揃ってから改めて紹介するとしてランチへ。

 

「路地裏バルO's 神保町店」さん。

 

 

背の高い丸テーブルに案内される。

 

 

肉もいいけど、鶏肉と野菜のクリーム煮丼が気になって注文してみた。

 

 

お水を飲もうと思って手を伸ばしかけたら「お待たせしました~」。

 

えっ、もうできたの?

 

 

●鶏肉と野菜のクリーム煮丼(850円)

 

イメージしてたものとは違ったが、これはこれで美味そうだ。
 

それではいただきますナイフとフォーク

 

 

玉子のコンソメ風スープ。


 

チキンはほぐし肉、野菜はパプリカやじゃがいも。

 

味付けは控えめでブラックペッパーが効いている。

 

 

ごはんと一緒に食べるには味付けは濃いめの方がいい。


 美味しい食事をいただき感謝をこめて
「ごちそうさま!」

 

【今日の名曲コーナー】


今日はヴェルディの歌劇「イル・トルヴァトーレ」

 

ワーグナーのように、神々の世界や、人はこうあるべしみたいな世界は苦手なんだが、ヴェルディのオペラには人間の業というものを肯定し、人間の醜い部分もありのままに描いていく。

 

圧倒的な歌の力でグイグイ引き込まれていく。

 

簡単にあらすじを説明すると、主役は吟遊詩人マンリーコとその恋人のレオノーラ。


この美しいレオノーラに思いを馳せるルーナ伯爵。


レオノーラの心がマンリーコにあることを知り嫉妬にかられたルーナ伯爵とマンリーコの意外な因縁とは・・・

 

 

先代伯爵の時代、マンリーコの母でジプシーの占い師アズチェーナの母親は魔女の疑いをかけられ火あぶりに処せられた。


仇を打つため伯爵の赤子を誘拐してきたアズチェーナ。


伯爵の赤子を燃え盛る火の中へ放り込んだが、なんとそれは我が子。

 

気が動転し我が子を焼き殺してしまったアズチェーナ。


それでは、この息子マンリーコは一体誰の子なんだろう?


ある日、アズチェーナは伯爵に捕らえられる。


伯爵への怒りに燃え兵を挙げたマンリーコだが戦いは伯爵の大勝利。


マンリーコは牢につながれ処刑を待つ身に。


レオノーラの助命嘆願にルーナ伯爵の提案は、レオノーラの体と引き換えにマンリーコを解放しようという。


マンリーコは助け出したが、レオノーラは伯爵に抱かれる前に毒をあおっていた。

 

激しくレオノーラを罵るマンリーコ。

 

騙されたと激怒したルーナ伯爵はマンリーコを捕らえ処刑を命ずる。


首打たれ処刑されたマンリーコの死体を見てアズチェーナはルーナ伯爵に向かって叫ぶ。


「あれは実はお前の弟だよ、母さん、やっと仇を打てたよ!」


【お店】 
・路地裏バルO's
・東京都千代田区神田神保町2-6-3