★/とっぽけん(町屋)/~とろとろオムライス~ | 夢酔亭主人のオムライス食日記

夢酔亭主人のオムライス食日記

上野、浅草など下町中心にオムライスや美味しいランチの食日記。

久しぶりに降り立った荒川区町屋。


この町は三味線屋に行く時しか訪れることもないんだが、美味しいオムライスがあるとの情報で仕事の合間に訪問。


駅から徒歩13分。


オムライスと定食の店とっぽけんさん。


外壁に貼ってあるメニューを見ると、定食のアイテムも多くて値段も手ごろ。


オムライスは9種類。


たいめいけん発祥のたんぽぽオムライスもある。


Aの昔ながらと、Bのとろとろで迷う。


迷った末の結論は、とろとろオムライス。


それに単品のメンチカツを追加。


改めて店内を見回す。


ガテン系やスーツを着たサラリーマン中心だが、若いOLさんもチラホラ。


テレビとスポーツ新聞やマンガ本の食堂3点セットが懐かしい雰囲気。


「お待たせしました~」の明るい笑顔と共にオムライスの到着。


●とろとろオムライス+メンチカツ(780円+290円)


オムライスは定食仕立てで味噌汁とポテサラが付く。


単品のメンチカツ。


とろとろって感じじゃないな~?


しばし考え込んだが、この疑問はすぐに払拭した。


それではいただきますナイフとフォーク


う~ん、定食屋の味噌汁だね。


味噌汁を一口飲むと、期待が高まるかガッカリするかのどちらかだが、ここは期待できそう。


ポテサラはハムじゃなく魚肉ソーセージ。


貧乏くさいと嫌う方も多いだろうが、私は全然OK!


というか、私が子供の頃はこれがソーセージだった。


あっ、こういうことか~。


とろとろの意味が分かり、食べてみてナットク!


チキンライスに溶き玉子を混ぜてある。


オムライスの元祖、銀座煉瓦亭と同じだ。


銀座亭はそのまま焼くが、ここでは更に薄焼きの玉子で包んである。


簡単に言うと、ケチャップ味の玉子かけごはんをオムレツで包んである。


そのため、中の溶き玉子を混ぜたチキンライスがとろとろのまま。


これは考えたね!


オムライスが誕生したスタート地点に戻り、そこに新しい個性を加える大胆な発想。


口に入れた途端とろっと崩れる優しい食感。


断面図を見てもリゾットのようなとろとろ加減が解るだろう。


具は大き目のチキンと玉ねぎ。


味付けはケチャップより塩味が効いている。


卓上のソースをかけてお箸入刀!


揚げたてのメンチカツは箸を入れるたびサクサクとした音を響かせる。


肉汁たっぷりのジューシーなメンチカツ。


これでビールでも飲んだら最高だろうな~。


わざわざ電車を乗り継ぎ遠征しただけの価値があるお店で、次回は昔懐かしのオムライスも食べてみたい。


美味しい食事をいただき感謝をこめて
「ごちそうさま!」


【お店】 ★ 
・とっぽけん
・東京都荒川区町屋8-4-11


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